ars combinatoriaな日々

ミス・ポター

映画『ミス・ポター』をようやく観ました。もちろんピーター・ラビット好きです。キャスト的にどーなのかーと思ってましたが,レニー・ゼルウィガーがビアトリクス・ポターに随分入れ込んでるのがわかりました。時代考証とか湖水地方の撮影が素晴らしかったです。衣装はもちろん印刷所の再現など絵本が好きで観に行った人にはうれしいですね。でもでもどーしてもロマンス寄りに描いているので,せっかくこれだけ調べて作ってるんだから,もうちょっとポターの人生に沿って欲しかったなー。やっぱり「ピーター・ラビットの絵本」が念頭にあるので,あのお話はノエル君に宛てたお手紙が元になってるのに全く触れられてないのはさみしいですねー。福音館が創作100周年に作ったお手紙(1893年)と私家版と生誕100周年ウォーン社版の復刻セットを持ってます。ちょっと高かったけどー。ノーマン・ウォーンに焦点をあててしまったので,このあたりのエピソードはばっさりのようです。ロマンス的には幼なじみの少年が妙に美少年だったのはヒーリスさんの伏線だったのねとか,ヒーリスさんの方が良さそうだったのである程度彼女の人生は知ってたけど,結婚できてよかったーと思えました。ただ幼なじみエピソードは本当かなあと,やっぱり他のところで脚色があるとどこまで再現でどこから創作なのか考えてしまいます。でもでも少女時代のアリスみたいなお洋服や可愛らしさは残ってる写真のように素敵でした。ピーターのアニメーションなんかは煩くないように思ったより最小限に使われてたのはよかったです。このへんもスタッフが子供騙しにしてないのが伝わります。やっぱり湖水地方とロンドンに行きたいですわー。

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