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ars combinatoriaな日々

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明治・大正・昭和戦前期の宮廷服 -洋装と装束-@文化学園服飾博物館

♪8日(日)にターナー展に行って,その後お休みがないので17日お昼休みに徒歩で往復しました文化学園服飾博物館の「明治・大正・昭和戦前期の宮廷服 -洋装と装束-」。1時間のうち移動時間約20分,どーしても見たかったのです。文化学園服飾博物館は久しぶりですが,前にも昼休みに行ったことがありました,いつだったかしら。
 12/21まで(学校だから?日曜祝日お休みなのです)。

 展示は2階の洋装から。ここでドレスは何度も見たのですが,これまでも見たようなスタイルであっても独特の文様に注目してしまいます。
 昭憲皇太后の御大礼服(マントー・ド・クール)はドレスにもトレーンにも大輪の菊が刺繍されています。同じく御通常服(ローブ・モンタント)は可愛らしい印象だけど白地に白糸で菊の刺繍。
 他に雪輪のトレーンや松葉のローブ・モンタントなど。ほとんど国産のものばかりですが,パラソルがひとつ,ニコライ二世戴冠のときにロシアで購入したものが展示されていました。

 またいつもは引き立て役のような男性の方は,ずらっと並んだ軍服がなんかすごい。意匠が桐や菊で官位や役職によって本当にいろいろで,でもその文様の入り方が軍服にしては随分派手というか美しく入っているのです。軍医のものもありましたので,鷗外はこういうのを着てたことがあるのかなあなんて想像してみたり。
 勲章は箱もセットで,漆に金の菊,桐,桜,文字(瑞宝章だったかな?)が入っているのです。が,箱だけは 図録になかったのです。あらーヘンなとこ注目してしまったのか。でも図録はこれだけで貴重な資料になりますね。
 また朝香宮ご夫妻の並びは庭園美術館の広間で想像してしまいました。休館はまだまだ続くのですねえ。

 装束は1階でスペースはだいぶ狭いのですが,こちらの方が更にワクワクだったかもしれません。2階も明治天皇の軍服で始まりましたが,こちらは直衣!本物の帝の本物の直衣!
 真ん中の展示された御下襲を長く引く真っ白な御祭服は大正天皇が着用。複製,再現ではなく,実際にやんごとないお方が実際に着用されたものが目の前にあるのですねええ。

 そして烏帽子はありませんでしたが,冠の上部がメッシュ!だったのを見逃しませんでしたよ。女性の方で面白いのは臣下の袿袴。立った状態で,袴と履(くつ)が見えます。

 すっかり平安末期好きになってるので,図録に「装束は中国から伝えられた服装が平安後期に日本独自の服装に変化」とあって,わー有職故実や服装史をちゃんと当たりたいなあと思ったのでした。

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