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ars combinatoriaな日々

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11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち

『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』,観たのは6/28@テアトル新宿。面白い“映画”でした。ドキュメンタリーではなくあくまで映画ですね。時代の空気を丹念に拾い,何故文学ではなく自死という行動なのか。やっぱりわからない(共感できない)けど”わかる(感じられる)。
 大河清盛で崇徳院が素晴らしかった(まだ出番があるらしい)井浦新さんが三島を演じるというので観に行ったってのが大きいですが,三島には全く似てないのに年齢不詳で不思議な雰囲気。演説の場面が全然聞こえてないんじゃないかというその必死な,正に命を掛けての空気が伝わる。森田必勝役の満島君が美しいです!最後に残った若者達も。しかし何でサウナで作戦会議するんだろ〜,この人達は。でも制服の方がステキでしたよっ。

 三島は作品はせっせと読んでるけど思想はあんまり考えないようにしてたんですけど,うーむ「キリスト教と違って死は罪ではない」そっか(正確には「…死は文化だ。われわれ日本人は,キリスト教文化とは違い,命に罪を求めない。それは命の美しさを知っているからだ。だから,死にも美しさを求める」)。
 先に買ってネタばれ防止のために読んでなかった公式ブックがパンフ代わりでようやく読み終わりました。撮影日記や脚本再録の他に,三島と右翼左翼,政治,社会の年譜と解説が付いていたり読み応えありです。
 やっぱり振れ幅が大きすぎて理解は出来ないけど,論理的に考えればもうちょっと何とかなるんじゃと思っちゃうけど,理論ではなくてもっとウェットな心根に基づくものなのかな。そしてこの映画は思想を同じくして,ではなくそういう心根に部分で演じ,作られているんじゃないかしら。

 映画『憂国』で流れてたトリイゾがヘビロテになってます。ベジャールのMをもう一度観たくなりましたよ。

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