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ars combinatoriaな日々

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012(その1)

 

今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(LFJ)は“サクル・リュス”,春の祭典にひっかけた“ロシアの祭典”です。が〜行ったのは5/3の一日だけ,有料チケットは2公演のみ先行で取りました。単にこの日に行きたい公演があったからというだけです。本当はもうひとつ18時半からモスクワ大司教座合唱団のロシア正教会典礼音楽とロシア民謡【135】が一番聴きたかったんですが,チケット取れなかったので元々半日もいない予定でした。そもそもLFJは2009年のバッハ(これすごい盛下がったレポだ…)以来まだ2回目です。

 前日朝から遅くまで仕事でただでさえぼーっとした頭の朝,雨の中有楽町へ。10:45から【121】カペラ・サンクトペテルブルク (ヴラディスラフ・チェルヌチェンコ指揮)B7チェーホフ。単純に本物のカリンカを聴いてみたかったのです。
 何の予備知識もなく席に座って,そもそも入場した並びからして面白い。女性は白っぽい,男性は黒の民族衣装的な長い丈で,しかも高音の女声〜男声みたいな声質でぱっきり分かれるのではなく,男女が交互に並んでます(ア・カペラです)。これがまた聴こえてくる声の絶妙なブレンドになるのでしょうが,ソロで歌ってる声も特に女声が深い声質でいわゆる“西欧音楽のソプラノ”とは違うなあ。
 プログラムは教会音楽からロシア民謡ですが,客席のほぼ全員が初めて聴く人ばかりなのを意識してか,合唱曲,男声ソロ+合唱,女声ソロ+男声〜混成合唱など組み合わせが変わって声だけでもいろんな響きが聴けました。特に「チェスノコフ:髪は我らと共に」が男声アンサンブルで深くる強い響きでよかった。
 お目当ての「カリンカ」は意外にソロの切なさが印象的(“私のマリンカ”ってゆーとはいからさん…)。で,次のバイカル湖の歌(作曲者不明:栄えある湖 聖なるバイカル)が強い男声ソロでカリンカと対照的。最後に「広い草原の上空には」は鈴とタンバリンを取り出して来て,華やかに締めくくりました。はー,とっても濃い45分(50分くらいかな)だった!

 

 演奏が終って出るとかなり本格的な雨なので,屋台はあきらめて地下展示ホール“ディアギレフ ”へ(有料チケットが必要)。取りあえずグッズを物色しておこう…とショップに入ったら,うっかりチェブラーシカのオリジナル・グッズとおちゃめなイラストのファイルやポストカードをカゴに入れておりました。このあとお友達と会うの×2と,そうだ美姫ちゃんのプレゼントにしようっと(お菓子は違いますよっ。美姫ちゃんはロシア語でチェブの歌が歌えるのです)。レジ直前に買わないつもりだった公式ガイドブックも手にとって,¥7000超。あれ〜。チェブは特にファンてわけじゃないんですけど(だって見たことない),ロシアの作曲家達がこういうイラストになってるのが新鮮なのかなあ。

 更にちゃんとランチじゃなくて軽く…のつもりが,ボルシチだの並んでるのを見たらせっかくだからロシアぽいもの食べきゃ〜と帝国ホテルの出店(そういえば前回もコーヒー飲んでた)でビーフストロガノフを頼んでいた。ちゃんとしたお皿にカトラリー,銀のお盆とこれで¥1000ならっ(コーヒーは¥300)。大きいお肉がいっぱい入ってて食べ応えありました。まー味付けはロシアより日本風デミグラスソースですけど。

 そのあとは13:15からの演奏なんだけど,Twitterで朝知った鹿島茂先生の講演の整理券が13時から配布というのに並ぶ。無事ゲットしてまたさっきのB棟の今度は5Fへダッシュです。本当はここで14時の演奏会後の待ち合わせが遅れることをメールしなきゃいけなかったんですが〜。

【132】テレム・カルテットB5ツルゲーネフ。またもや何の予備知識もなく“フォンタンカ川に沿って散歩するチャイコフスキー”とか面白そう!と先行申し込んだら取れたチケット。実はカルテットって弦楽四重奏?というあまりにも無謀な姿勢での臨んでおりました。
 テレム・カルテットって初来日ではないんですね〜。さっき整理券をもらうのにガラス棟から急いでギリギリに入ってぎっしり埋まった座席に着くと目の前にマイクとかセットしてあるではありませんか。??となったところに丸っこいドムラ,アコーディオンのようなバヤン,そしてすっごくでかいコントラバラライカの4人が登場!普通のバラライカはロシア料理店で生演奏を聴いたことありますけど,何しろでかい。しかし発券したチケットが一番前(しかもほぼ中央)でうひゃーと思ったけど,オケではないし段差のない会場ですから一番良い席!
 曲間に「アイシテマース」とか知ってる限りの日本語を振りまき,小さな会場を微笑ましい空気に暖めてました。曲の元ネタが全くわからないながらもめずらしい楽器をおっさん達が楽しそうに演奏するのを目の前で見れてこちらもずっと楽しかったです。客席がふつーに集中して静かに聴いてるので,もうちょっと客席もノってるのようというのを見せたかったんですが(最近手拍子の客席に通ってたからね),取りあえず一番前だしとニコニコしてみたっ。あっ演奏は技術的にも優れてるのでしょうが,それよりも不思議な音色ででも暖かく深みのある音でもあり,こういうのは生で聴いてこそだろうなあと貴重な体験でした。
 全プログラム終えてカーテンコールのあとアンコールの手拍子だったんだけど,ついに出て来ませんでした。アンコールやっちゃうと次の回の準備が出来なくなっちゃうしねえ。

 そしてまたあと30分でガラス棟の講演が始まります!あーせわしないっ。長くなる(なった)ので,講演は分けます。

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