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ars combinatoriaな日々

ウィリアム・モリス-ステンドグラス・テキスタイル・壁紙 デザイン

♪土曜日に3つ美術館はしご。浦和「ウィリアム・モリス-ステンドグラス・テキスタイル・壁紙 デザイン」@うらわ美術館(~10/31)と目黒「香水瓶の世界」@庭園美術館(~11/28)と日本橋「円山応挙-空間の創造」三井記念美術館(~11/28)。
 最初,庭園美術館と三井記念美術館に行くつもりだったんですけど,モリスが31日までだっていうのに気が付いて急遽浦和にも。内容的に全く違うのでだいじょーぶと思ったんですが,移動距離でちょっと疲れたーのと,NHK杯やってたんで金土は帰ってから夜中に観て焼いてってすごい寝不足~。あ,↑薔薇は庭園美術館のです。そろそろ終わりかしら。

 うらわ美術館は今年1月にオブジェの方へ-変貌する「本」の世界に行って,1年以内のリピート割引があるんだあ,でもまーしばらくは来ないかなーと忘れてました。モリスは何度も見てるのでいいかなあと思ったんですけど(汐留を逃したのは痛恨),今回はステンドグラスの再現があるということでやっぱり行かなきゃーということに。

 土曜日の11時半くらいに着いて,けして混んではいないけど結構入ってました。ここは一度来ればいい企画をやってるっていうのがわかるのかなー。まずステンドグラスはバックライトフィルムでの再現ということで,どういう状態で撮影したのかわかんないんですけど,もちろん実物大とかじゃなくて細かいところが飛んじゃってるのもあったけど,21点はすごい。何よりこんなにステンドグラスを制作してたなんて知らなかった。実物大のはレプリカかしら,どこかで1点見たことがあると思う。
 年代順に展示されてるので,技術の向上と共に表現したいもの:具像と手段が変わって来るのが面白い。何より人物像だとほとんどがバーン=ジョーンズなのがうれしー。繰り返し使われている「希望・慈愛・信仰」のうち,『希望』は油絵を一番最初にバーン=ジョーンズの展覧会で見て大好きな絵! 絵画と大きく違うのはバックの処理で,単に綺麗にデザイン処理するというだけでなく,人物を白い衣装にして際立たせたり,光も入らないといけないしと制約がある中での制作ってそれはそれで自由度があるものよりも絶妙な着地点を得ると何倍にも効果が出るのですね。
 あれもこれも好き~と何度も立ち止まったりぐるぐるしてましたが,特にケンブリッジやセント・マーティン教会の天使の羽が細かく区切られてそれぞれ色が与えられてるのと,エヴァンジェリスト教会の「アブサロムの窓」のバックの有機的にうごめく葉飾りと美しいアブサロムの物憂げで繊細な表情と葉に巻き付くような金髪のうねりにうっとりです。オックスフォードのクライストチャーチの聖堂にも設置されてるので(ここは楽器を持つ天使と聖セシリアが素敵),アリスのステンドグラスと共に行ってみた~い。

 ステンドグラスでもー大満足なのですが,テキスタイル,壁紙,書物ともちろんちゃんと押さえてて,インテリアの再現にはベンソンのランプが何点も使われていました。植物モチーフだけどアールヌーヴォーほど過剰じゃないのはやっぱりイギリスなのだろーか。壁紙では大好きな柳が「柳の枝」モリス特集を作ったときの地を頑張って繋いだの)と「柳」(緑地の)「柳(金色)」の3種並んでいたり,単にいろいろたくさん並べればってわけじゃないのがよい。
 10/31(日)まで。平日は17時までですが,土日は20時まで開館してます。図録は作ってないかな?と期待しないで行ったらしっかりしたのがあって,ステンドグラスを見直せるのがうれしいっ。うらわの前に河口湖美術館でも開催してたそーです(6/19~9/5)。

 「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ」@横須賀美術館ってのもあって(10/30~12/26),横須賀は遠いなあと躊躇してますが,う~ん,やっぱり行きたいなあ。

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