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ars combinatoriaな日々

ようこそ,アムステルダム国立美術館へ

『ようこそ,アムステルダム国立美術館へ』ユーロスペースで観ました(10/8まで上映らしい)。何だか映画観るの久しぶり~。これは面白い! おすすめです。事実としてドキュメンタリーなんだけど,映画としてエンタテイメントになってるの。
 もちろん貴重な映像,美術館の裏側も盛りだくさんで,修復の場面では画布のニスを取るところで,表側はもちろんこれを裏側からも撮っているのがすごい。膨大な絵のある保管庫で,改装後どれを展示するかで引き出した大きな絵を見せて,展示の意義を説明しつつでも合理的な理由により却下でまた絵は戻されるという場面。それから日本向けを狙ってるわけじゃないと思うけど(でも日本人観光客が多いってセリフはあって),アジア館のために仏像を探しに日本に来るシーンが結構な尺を取ってあります。日本の駅の構内にひとり立つと単純にやっぱりオランダ人デカっというのがわかります。
 このアジア館担当始めキャラが立ってて,いや実在の人物なのでキャラってのもどうかと思いますけど,館長なんて如何にもゴリ押し強権ぽくて,俳優だったらちょっと類型的じゃない?とキャスティング見直されるんじゃってくらい。

 実はTXの「シネ通」でやってるのでたまたま知って,その後なんの情報も入れない行ったのが正解だったようです。そーいえば『牛乳を注ぐ女』も来日してたしと,おぼろげに改装のことは知ってたような気がしたんですが,完全に壊して建て直しではないからこんな大事になるなんて思ってなかったんでしょうね。
 現在の様子など知らなければ知らない状態で観に行った方が楽しいと思います。のでたたんどきます。 【“ようこそ,アムステルダム国立美術館へ”の続きを読む】

9月なのに暑かった日々

♪いろいろ出掛けてるのにタイミングだの計ってるうちにどんどんずれてってます。なのでまたまた取りあえずまとめを~。まだ9月終わってないですっけど。
 4日(土)はマン・レイ展(東京展は終了)のあと,ベルギー王立モネ劇場のバレエ《アポクリフ》を観る。これすっごく面白かった!:ローソンのサイト
 翌日は誕生! 中国文明@東京国立博物館平成館(東京展は9/5最終日)。あんまり日曜は出掛けないんだけど,翌6日(月)に東宝「エリザベート」@帝劇に行くために夏休みだから~。エリザ,2006年に観たときは何だかピンとこなかったんだけど,去年宝塚の舞台を観たので相対化できるのか,単に2回目だからなのか,あらー面白いわー。ちなみにキャストは[シシィ:瀬奈じゅん,トート:城田優]。二人ともいろんな意味でカワイかった。その後18日に観た[朝海ひかる,石丸幹二]バージョンはう~ん,残念ながらどちらももーひとつ。劇場でウィーン版のDVD(2005年版)が売ってたので即買。これはこれでまた面白~い。CDはオリジナルキャストでずーっと聴いてるんですけど,演出がハリー・クプファーなので映像をすっごく観てみたかったんですよ。いやもちろん舞台を観たいですけど。今回の東宝版は10/30までなのでもう1回くらい観に行きたいんですけど,もう土日祝はほぼ売り切れなので,どっか休めたら~。

 それから久しぶりに映画観ました。『ようこそ,アムステルダム国立美術館へ』(映画サイトが音出るのはもうデフォ?)。これはちょーおすすめです! ユーロスペースの上映は10/8までみたい。なるべく予備知識なしに行った方がより楽しめると思います。

 このあとはー,ライトアップなどが今月いっぱいの静岡ガンダムは週末行きたいなーとか,ウフィツィ美術館自画像コレクション@損保ジャパン東郷青児美術館(9/11~11/14)はヴァザーリの回廊には行ってないのでもちろん未見。「香水瓶の世界」は庭園美術館ならで(9/18~11/28)。バラモチーフで割引って,今回はハードル低いぞ。それからいよいよ応挙@三井記念美術館は10/9からっ。展示替があるので(10/9~11/7・11/9~11/28)2回は行かなくちゃー!

カポディモンテ美術館展@国立西洋美術館

♪その前にレカンでランチとミニ散歩

 

カポディモンテ美術館展@国立西洋美術館,終了(9/26)が近づいてくるとわかんないんだけど,7月末の土曜日に行ったときは随分空いてて(かなりゆっくり1点1点を見ることが出来る),拍子抜けしちゃったけど,80点少数精鋭というかほぼ全てが素晴らしい作品ばかりでした!

 ←ロダンのある前庭は白い夾竹桃と緑が綺麗でした。上野公園は駅前なのに緑が多くて他の施設も充実してて,やっぱり文化施設はこうあるべきだーと思うのです。

 作品の中でよかったのは↑の看板やチラシなどにもなってる,パルミジャーノ『貴婦人の肖像(アンテア)』。夫人というより少女か娼婦だなー。毅然とした潔癖な強い瞳がまっすぐこちらを見てます。手袋と白い手,厚手の衣装なのに胸元が覗く。衣装の布,テンの毛皮,白い肌,宝飾品。これだけ質感の違うものを並べて印象がバラバラでない,互いを引き立てて最終的に女性の挑戦的な表情を一番に見せているという,単に美しい女性の肖像ではない傑作です。

 それから同じく↑右,グイド・レーニの『アタランテとヒッポメネス』。実物もとても大きい(192*264cm)。こちらは二体のポーズ,肌の色で対比してますが,引き立て合うのではなく,どう見てもヒッポメネスの裸身を描きたいとしか思えな~い。
 逆にガローファロ『聖セバスティアヌス』(30*37cm)はとても小さく,清廉なのに腰のひねりが色っぽすぎる。三島然り,セバスティアヌスは大体そーなんだけど。

 以下思いつくままに。ヴァザーリ『キリストの復活』このコラージュ感は何っ。スケドーニの愛らしい『キューピッド』はキューピッド単体にしてはわりと大きい(82cm*77cm)。↓ポストカードたくさん買って天使代わりにクリスマスに使える~と思ったけど,ばっちり矢が描かれてるからどう見てもキューピッド以外の何ものでもないではないかっ。
 カラッチョロ『ヴィーナスとアドニス』はヴィーナスがどー見てもおばさんでアドニスは美少年というかりっぱな青年ですが,頬の赤みが若さを強調。同じくカラッチョロ『カルヴァリオ(ゴルゴタ)丘への道行き』も年相応の母マリアよりも彫像のようなヨハネの美しさが眼を引きます。

 ベリス『善きサマリア人』『アベルの死』とも横たわった半裸が全面に出てて,特にサマリア人の善き行いを描くべきなのにユダヤ人に眼が止まるってどうよ,とか。プレーティ「聖ニコラウス』も聖人よりもこの金髪の美少年には誰って気になる。『放蕩息子の帰還』はめずらしく如何にも投獄されてました的短髪の息子がリアルで,でもいい男だったんだろうなあという“元放蕩息子”になってます。最初の映像コーナーで女性館長が「女性をひとつのテーマの柱に…」みたいなことおっしゃってましたが~,あれ?

 もちろんジェンティレスキの『ユディトとホロフェルネス』(個人的にこれが一番の目玉だと思う~)はすごい迫力で,あでもホロフェルネスの断末魔に比べユディトの描き込みが侍女とさほど変わらないような…。グアリーノ『聖アガタ』はこちらを蔑むかのような聖女とは思えない強い瞳。こちらを蔑むかのような,かつ誘惑するような。聖女なのにファムファタルぽい。
 今回の絵画作品はテーマ性が強いのもあるけど,油絵がガラス越しじゃないのが作品そのものを感じられて良かったのかもしれない。

 数点のデッサン,また工芸品も選りすぐりというカンジで,特に『遊ぶプットーたちの装飾のある器』の小さいのに表情(顔だけじゃなくて)の豊かな彫刻,サイの角を使った杯。蝋の『さいなまれる魂』「希望する魂』の対,やっぱり『さいなまれる…』の方が微に入り細に入りかつ大胆な表現になってる。

 

 展覧会そのものがよかったのもあるけど,グッズもひと味違うカンジ。このペラペラの栞はいつもの重厚だけど絵の部分が単なる紙プリントのより使いやすい。そしてまたチケットケースを買ってしまった。
 右のストラップ,モチーフになった絵カラッチ『リナルドとアルミーダ』は女性が如何にも悪女というか魔女然として好みではないけど,アンティーク風パーツが今の携帯にぴったりなのでうっかりうっかり。
 6/26~9/26,【巡回】10/9~12/5京都文化博物館

恐竜に会いに六本木へ行く。

 

♪地球最古の恐竜展@六本木ヒルズに行ったのはー,7/18(土)でしたっ。森アーツセンターギャラリ ーのページ公式サイト(音が出ます)。
 毎日夜22時まで(入場は21:30まで)なので,20時半頃ヒルズ目指して行きました。ここは入場まで何かと時間がかかります。

 

 [左]入ったところはこんなカンジで,最初からちょっとオサレな雰囲気が漂って参ります~。
 [右]まずイスチグアラスティア(の骨格復元。三畳紀後期)。だいたい下に本物の骨を展示してます。

 

 [左]シロスクス(三畳紀後期)。全体的に場内暗めで照明で演出してるので,説明板は発光しております。ライトアップする展示って,特に骨格の場合カッコいい!だけじゃなくて陰影でより細かいところまで見えるのが理にかなってるよーな気がします。

 [右]エオラプトル(三畳紀後期)。きゅーん,かわいいかわいいい。やっぱりラプターちゃんはいいなあ。このこ,今待ち受けになってます。

 

 [左]シュードスペロスクス(三畳紀後期)。このコーナーはライティングが変わってます。
 [右]フレングエリサウルスvsイスチグアラスティア(三畳紀後期)。この恐竜展は骨格だけじゃなくて,ジオラマがなかなか素敵です。ここではバックに映像を流してました。

 

 [左]ヘレラサウルス&サウロスクス,[右]サウロスクス(三畳紀後期)。ここの天井のシダ模様が素敵。左の液晶プレートに乗っかってるスカフォニクスがカワイイ…と思ったら,お顔はよく見るとかなりマヌケ。右のサウロスクスの口開けてるがリアル!←って見ことあるのかっつーの。

 

 こういう闇と光を使ったかっこいい展示がさすがー六本木~。いやいや。右はサウロスクスの頭部だけど,正面から見れるってめずらしい。

 

 [左]サウロスクス。今度はおなじみ横顔。ライトアップがカコイイ~。
 [右]マラスクス(三畳紀中期)。

 

 エオラプトルちゃん。骨格と肉付けしたの(生体復元)と化石(複製)。化石はこれだけきれいに出土したってことだよねー。小型とはいえすごーい。

 

 [左]ヘレラサウルス(三畳紀後期)。骨格はこの影もカコイイのよねえ。
 [右]ファソラスクス(三畳紀後期)。最後にここ東京タワーをバックに記念撮影をどうぞ~,なんだけど向こうに人が多過ぎっ。

 

 じゃ~ん,恐竜バー(11:00~23:00)。聞いてみたら展望台のチケット持ってなくても入れるそーです。18mのレッセムサウルス(三畳紀後期)を眺めるのか,夜景を楽しむのか…。
 カウンターのあちこちに恐竜達がいます。

 

 サウルスワイン(赤・白,アルゼンチン産) は頼んだんじゃなくてディスプレイ撮影させてもらいました。
 本当は久しぶりにコールドストーン・クリーマリーのアイスを食べて帰ろうかな~と思ってたんですけど,せっかくなんでっ。デザートカクテルの甘いのです。イチジク…だったような? ダメじゃん。

 
 →図録&限定フィギュア(フレングエリサウルス)
 今回生体復元ジオラマがとってもよく出来てたので,骨じゃないのにフィギュア付で図録を買っちゃったー。クオリティはまあおまけです。
 それよりこの図録すごく良いです。索引があるのもいい。イラストが素敵っと奥付を見たら,月本佳代美さんって女性でしかも映像3Dもってきゃあかっこいいっ。わざわざ紹介ページまで作ってありました。
 標本の作成とか発掘の現場なんかの記事を読んで,ああなんでわたしは恐竜学者を目指さなかったんだーばかばかっと今更思いましたの。いや簡単なことではないでしょーけど。でもでも小学生の頃読んだ学研マンガとかだとあんまり新しいことが出てくる~という印象がなかったんですけどね。滅びの美学ぽい魅力だったし。

 後悔はともかくっ,NHK主催の恐竜展って何度もあったと思うんだけど,今回は展示も図録も何だかこれまでの他の恐竜展と比べても上手く作ってあるなー。ジオラマが多くてかつこの作り込みや照明,演出がとても凝っていて,その演出がカッコだけじゃなくて,ちゃんと恐竜展になってるんですよ。“最古”というテーマもいい。最近は恐竜→鳥とかその後の進化の話が多いけど,そーいえば“どこから恐竜?”ってなんとなーく進化してきて~みたいので納得してたんだなあ。もちろん始まりがあればいわゆる滅亡も語るわけで,そのへんのストーリー性も出せるしー。
 とにかく22時までというのは平日でも行きやすいので,ぜひっ。夏休みいっぱいでは終わらず,会期も長いです。7/10~9/26(10:00~22:00,入場~21:30,会期中無休)
 恐竜バーはないかもしれないけど,【巡回】もありまーす。10/9~11/28 ATCミュージアム(大阪),2011/3/26~5/15 アイテムえひめ(松山),2011/7/2~8/28 北翔クロテック月寒ドーム(札幌)

マン・レイ展 知られざる創作の秘密@国立新美術館

 

マン・レイ展 知られざる創作の秘密国立新美術館13日までです。9月までやってるから涼しくなってから行こ~と思ってたら,いつまでも暑い! いつもは六本木駅から歩くけど,ちょっとの距離でも外出たくないので久しぶりに乃木坂から。実はこの駅の階段から素敵なのです(どこまでが駅でどこから美術館敷地なのかわかんないけど)。

 マン・レイ財団所蔵の作品で,最初期から最晩年まで400点以上の展示はすごかったです。パリはもちろんなんだけど,あんまり知らなかったアメリカ時代,それもニューヨークだけでなくロサンジェルス時代も。
 これだけたくさんだと。どれがいいとかじゃなくて,例えばインデックスカードを自分で繰れるのはいいなあとか,バレエ・リュスの写真がある~とか,こんなにドローイングがあるんだあとか,マン・レイ展て付くのやシュルレアリズム,当時の写真関連と随分足を運んだつもりだけど知らないのがいっぱいあるってすごい。
 作品だけじゃなくて,レイヨグラフに使われた小物や身の回りのものの展示があったのが人生を俯瞰しててよかった。レイヨグラフ作成ワークショップってあったんですねー。まあ対象は小学生だけど。大人だってやりたいよう。
 最晩年のカラー作品というのは初公開らしいですが,これはびっくり。モノクロームのイメージしかないし,カラーは美術的にはとても難しいから。ただプリントには不満があって独自の色彩定着技法のポジフィルムだそうです。確かにこのカラーは単に撮影したものを実物そのもののように見せるものではない,作品として昇華してる。

 そんなわけで貴重な作品をいっぱい見れてへとへとでしたが,いわゆる有名な作品が『黒と白』以外なかったよーな。ただ財団が持ってないのか,この企画からあえてはずしたのか。それだけこれまで見たことない“知られざる”マン・レイだったわけだけど。例えば『アングルのヴァイオリン』とか『恋人たち』とか『破壊のオブジェ』(メトロノーム),『祈り』,『解剖台の上のミシンとコウモリ傘の偶然の出会いのように美しい』…。※『アングルのヴァイオリン』はアレンジしたリトグラフが,『恋人たち』はモノクローム・プリントとオブジェ『黄金の唇』は有り。
 このへん84年の小田急グランド・ギャラリーでマン・レイの本物を初めて見たから単に印象が強いのかなあ。ウッドマン夫妻が好きなんだけど,以後来日してないよーな気がする。マン・レイって,セクシュアルというにはあまりに即物的で笑っちゃうというかむしろほほえましいんですよー。ええと確か高校生のとき予備校の夏期講習で上京してたのにこんなの見に行ってました…。でもでもこのときのマン・レイと伊勢丹のミュシャとバーン=ジョーンズは今でもいいものを見たな~と思うのです。デパート美術館が専門なみの企画をやってました。

 映像も充実してて,『理性への回帰』(2分)と『エマク・バキア』(17分)は全部観て,『ひとで』(15分)と『骰子城の秘密』(27分)はちらっと。97年のポンピドー・コレクション展@東京都現代美術館のときもマン・レイ映画やったけど,観たことないなーと思ったら97年は全映画と題してA・Bプログラムに分けて上映しました(有料)。その今回流さなかった方を観たらしい。←図録にちゃんとチラシが挟まってた。
 展示の最後の方にもうひとつ,89年に撮影されたアトリエでのジュリエット夫人の映像。23分と長いけど,これは観るべきー。アトリエと生活の場ってのがすごい。美術館にしたかったそうですが,もう壊されてしまったそうです。ここに知ってるオブジェがたくさん出て来て,ああやっぱりこの辺りがいわゆるマスターピースだよなあと補完しました。メトロノームのオブジェとかジュリエット夫人が着てたのにプリントされた大きな眼(ガラスの涙)とか,少女二人の写真(ニュッシュとソニア・モッセ)とか。

 本日のお買い物は分厚い図録(3.2cmもある←計った)と「黒と白」が両面でネガ/ポジになってるクリアファイル。グッズは展覧会オリジナルのみ。旧セゾン美術館ショップとか昔のNADIFFにはデミカップとか輸入らしき物がいろいろあったんだけど。オリジナルも金の唇や青いハートとか可愛かったんですけどね。

 

 今日は2Fのサロン・ド・テ ロンドでケーキセット:マスカルポーネとベリーのムース。チョコとマンゴーと迷ったけど,ベリーがすっぱくておいし~い。なんとなくアイスコーヒーにしたけど,アイス用のじゃないみたいなのでアールグレイにすればよかったかなー。VOGUE CAFEになってましたが,最新号のVOGUEが置いてあった以外はよくわかりません。図録を読みたかったのでVOGUEは借りてないです。1Fのカフェテリアでマン・レイ連動企画してたみたいけど,ここはカップが紙なのとちゃんとしてケーキが食べたかったの。
 7/14~9/13(火曜休),【巡回】9/28~11/14国立国際美術館(大阪)

♪国立新美術館はこのあとタイトルが気になる「陰影礼讃-国立美術館コレクションによる」(9/8~10/18),「没後120年 ゴッホ展-こうして私はゴッホになった」(10/1~12/20)に行くつもり。ゴッホ展は少し前の近代美術館のがすごーくよかったけど,今度はどーかしら。栞大の割引券が型どっててちょっとカワイイ。

ラーメン博物館

  

♪8/28のフレンズ・オン・アイスは12:30~&16:30~と2公演で間が1時間~1時間半くらい空くので,どーしよーかなーと思って初めて新横浜ラーメン博物館に行きました。ラーメン大好きー。こんなに近いところだったのね。
 ゆっくり中を見ることよりラーメン食べるのが目的なんですけど,↑お約束の町並み。知らなかったけど,路地とかすっごく作り込んであって,でもその分お店のスペースが狭いのでそりゃーみんな並ぶわーと思ったり。それでも15時過ぎって中途半端な時間帯だから5~10分待ちくらいだったけど。

  

 サイトで調べてやっぱり寒いとこにいるんで(常設のスケート場は冷蔵庫というか冷凍庫),こってり札幌ラーメンかなーと「らーめんの駅」の味噌。せっかくなのでミニラーメンにしてはしごすることに。ミニだとチャーシューが入ってないけど,ここは挽肉が入ってるんだー。スープは濃いというか油っぽい。

  

 露店でアイスを食べて,2杯めはあっさりがいいなー,でもチャーシューが食べたいようと横浜の「支那そばや」へ。塩もよかったんだけど,ミニバラチャーシューメンにしたっ。ここもラーメン自体はどうということないんだけど,このっ豚バラのチャーシューがむちゃくちゃおいしいのー。でもこのミニラーメンには多すぎるかも。チャーシューは中華のちゃんとした焼豚より煮豚の方が好き。
 そしてひっそりとでかいチャルメラおじさんを発見。何故かタバコ屋さん。昔懐かしいタバコの箱の箱で作る傘細工とかディテール凝りすぎ。

 ミニミニくらいあればもう1杯,次はとんこつが食べたかったです。入場料は\300だけど,3ヶ月フリーパスが\500なので,もしフレンズ・オン・アイス2日4公演とか取れたら2日通ってもいいよー。

フレンズ・オン・アイス2010

  

♪毎年楽しい待ちに待ったフレンズ・オン・アイス(FOI)@新横浜スケートセンターです。チケットの出足はいつもゆっくりなので(アリーナ狙いじゃなきゃ),先行じゃなくて一般で席を選んでと思ってたら出遅れた! 発売初日に28日16:30公演A席しか取れなかったー。1公演なら断然千秋楽と思ってたのにっ。その後美姫ちゃんが初出演決まって,がーんとしてたら何故か出てくる追加販売で28日12:30と千秋楽(29日16:30)が買えたっ。まあS席とA席ですけど。
 ↑右は物販コーナーにあった静香ちゃんの沖縄旅行の思い出コーナー。撮影のお願いしたので,うわーお父様に話しかけてしまったー。
 毎年プログラムはもちろん買ってるけど,集合写真は買ったことないんですけど美姫ちゃんが入ったのでなんとなく記念感で初めて買っちゃったー。みんなお写真用笑顔なのにシェイリーン・ボーンさんと美姫ちゃんは素の笑顔ぽい。美姫ちゃんがふにゃ~と笑ってるのがかわいいの。


 今回は出演者の五輪メダル展示があるというので撮れるといいなとデジカメ持参なのです。すっごい列だったけど,ほとんどが携帯で取るからアングル決めたり保存したりに時間掛かるのも行列が進まない原因かも。
 ↑左からベルビン,アゴスト(トリノ),クーリック(長野),静香ちゃん(トリノ),ライサチェック,パン・トン,高橋君(バンクーバー)。
 ←静香ちゃんと長野の凝ったデザインが懐かしいクーリック。このマークは去年長野行ったときも見たしー。

  

 狭いロビーというかスナックコーナーと通路はお花でいっぱいです。左は美姫ちゃん出演ので良く見ます。MIKI薔薇を贈った方かしら? 赤い薔薇似合いますよねー。赤い薔薇似合うのにスティッチだし! リンク内はもちろん撮影不可なので写真はここまで。

 公演は順番も演目も事前に大体知ってたんですけど,毎年あるキッズコーナーはオープニングのすぐあとに。4人の世界女王(静香ちゃん,佐藤有香さん,ボーンさん,美姫ちゃん)とコラボです。最初にキッズ達が出て来るんですけど,初回は入場口のすぐそばでスケーターが待機してるのが横から見えて,どーしても目が行ってしまう。キッズスケーターは次回以降ゆっくり観ますー。キッズを見てる美姫ちゃんがおっきな口をかぱーと開けて笑ってて,うわー生スティッチだー。衣装は静香ちゃんと二人,目が覚めるような青で姉妹のようでした。

 ソロの一番手はあっこちゃんこと鈴木明子ちゃんのベリーダンス。しっとりコラボのあといきなり持ってっちゃうのは一番ソロにぴったり。たぶんどこで出ても盛り上がるんだろうけど,日に日に踊りまくってます。
 田村君は2プロ。1部はカコイイ系。ほとんどショーでは滑ってないのになんであんなにジャンプが決まるんでしょう。
 ベルビン&アゴストの幼なじみの二人が小学生くらい~高校or大学生~ドレッシーな大人へと着替えながら滑るんですけど,ちゃんとそれぞれの雰囲気を出してて,またいかにもアメリカのカップルの変遷ぽいのが素敵です。現役引退はもったいない。

 本田君は1部はSOIのとき滑ったロックナンバー。SOIのときよりずっとこなれたというか照れなく滑ってるというかきっと会場のノリが本田君の現役時代を知ってる人が多くて…というのが大きいかも。2部はしっとりジョシュ・グローバンのAwake。本田君のしっとりプロはやっぱり情感があって素敵~。Awakeのアルバム聴いて帰りましたよ。現役のときもこのFOIで毎年一緒に出てるのを見ても田村君カッコいいっと思いつつ,本田君の表現力がすごいな~と思い続けてます。2人が一緒に観れるのもFOIの大きな楽しみです。2人コラボやんないのかしら。

 FOIのアイドルボーンさん,1部はMyLoveな歌手の方の生歌でしっとり(すみません,歌はびみょー)。2部はビヨンセのSingle Ladies。高橋君が紹介してシングル・レディの方は立ってくださいって煽るんだけど,千秋楽はもーみんな最初っから立ってくださーいとほぼオールスタンディングでした。アイスダンスの方だからジャンプもないし本当にほぼ踊ってるだけみたいなんだけど,すごい盛り上がりなのです。彼女が滑ってるときあっこちゃんが入場口にいるのが見えて,横からちらっとだけどすっごくかわいい! 横顔でも目がおっきいっ。

 クーリックは1部はしっとり,2部は男っぽく。特に横転って言われてたのがなんだろーと思ったらすごく大きなバタフライのようです。滑りが大きく,小さめなリンクギリギリいっぱい使ってます。ショーのTV放送だとあんまり魅力が伝わらなくて,そもそもわたくしストイコファンだったのでいろいろ素直に観れないところあったんですけど,スタオベしてしまいましたー。いやとってもよかったです。あと童顔の印象が強いけど,背が高いので映えますね。

 静香ちゃんの1部は I Got Rhythm。振付もかっこよく,静香ちゃんが踊ってる~! 濃い青の衣装に長手袋がカッコいい~。
 ライサチェックは2プロ。1部のトリは火の鳥。時差ボケだったけど,回を追うごとに良くなるので,千秋楽,悔しいけど(←だって~)スタオベしました。でもでもステップとか競技用なので音楽に合ってないぞ~というのはしょうがないかもしれないけど,あの曲のスネア?がうねるとことか,メリハリ付けたマイムというか,ちょっと間とか手旗でもいいからビシッとした静止と動きだけでもあると曲調にもあっててカッコいいのになあと,いろいろ残念な人だ。2部のマイケル・ジャクソンは最後までお疲れ感が…。
 1部の最後は恒例プレゼント抽選会。だいぶこなれて来たようです。その後小塚君の今日のプログラムを決めるクジも! 28日は両方ショートで,29日は両方フリー。千秋楽は強制的にフリーにされてたけど,みんなの弟分としておいしいところをもらってます。

 2部は高橋君プロデュースの男祭り。高橋君・小塚君・本田君のちいさいコチーム(ごめんなさい)と田村君・ライサチェック・クーリックのお兄さんチームになってました。何より大柄な海外スケーターと一緒に滑る田村君のスタイルが全然見劣りしないのがすごい。
 さっき決まった小塚君の競技プロを両方観れてラッキーです。特にフリーが正統派クラシック(リストのピアコン)で,とっても素敵になりそうな予感ですよー。でもって,へとへとになってるとこに美女が登場。田村君が『ヘアスプレー』の曲でコミカルに。あからさまな女装なんで,絶対脱いでくれると思ったらそれはなかった。最後までグラマラスな女性をノリノリでー。それでもジャンプはばっちり。男性スケーターの中でも田村君のジャンプが一番高くてカッコよく見えます。スタオベスタオベ。

 待ちに待ってた美姫ちゃんは,これまで3つ滑ってるEXどれかな? アランフェスだといいなーと思ってたら,とびっくりもしかしてSP? すっごくカッコいいプロ。美姫ちゃんのジャンプは男性スケーター達が滑ったでも力強く見えるの。曲も知らないけど,音楽を単なるBGMにしないで音楽を表現してるのが伝わる。29日は白い衣装のめずらしくいわゆる女子シングルの正統派・王道EXでした。手先まで気持ちが入ってるのが伝わって,場内ほぼ総スタオベ。
 パントンペアはヴォーカル入の見果てぬ夢。事前に知ってたのもあるけど,序奏が始まった途端もうじ~んと。この曲は何度見ても感動ですねー。ここまでの全てのプログラムで一番良かった。
 佐藤有香さんはポップなのと月の光を交互にやってたけど,やっぱり滑りを堪能する月の光が素敵。凝った照明の中に月があればいいのにと思ったけど,いやスポットライトと有香さんが月なのかも~と1人で納得してました。
 高橋君はSP,ラテンメドレー。もちろんすごい声援と盛り上がりなんだけど,あの,ここ笑うところ?みたいなー。試合の白い照明の下ではどうかしらと多少不安だけど,まー照れなく踊ると思うし,もれなくきゃーきゃー隊がどこにでも付いてくでしょうから。

 最後はもちろん静香ちゃんです。さっきまでの興奮した空気を一気に鎮めてしまう。いや浄化(笑)? それも滑り始めたからじゃなくて,みんなわかってるけど静香ちゃんがコールされて前に鎮まって,スポットライトが付いた途端もう完全に切り替わってるの。人間的な美しいを通り越してこれはもう荘厳というしか。「Who Wants To Live Forever - 誰が永遠に生きたいというの?」を人間として自分に問うているというより(もちろん自答と問いかけという意図なんだろうけど),もうひとつ高みに立って我々人類に問うているような,もうもう女神~。
 衣装は露出は多いけど(襦袢だけど),ここまで色気のないのもなんかおかしいんじゃってくらい神々しい。デザインそのものは花の精霊みたいに可愛らしいんだけど,静香ちゃんはヴィーナスとかフローラとかじゃなくて,アルテミス(月の女神/刈りの女神/処女神)で,クールビューティは健在です。可愛いめ衣装とサラ・ブライトマンのヴォーカルはもっと愛らしい印象になるはずなのにこの超然とした雰囲気はなんなんでしょー。Frozenみたいにわかりやすくキツいのもすっばらしーけど,この暖かさのある人間離れした美の世界は狙ってできるものではないんじゃないかしら。

 フィナーレはオールスタンディング。小さい会場だけにライブハウスみたい。いつもエキシビションの最後とかなんでスタンディングしないの~?と思ってたんだけど,これは楽しいっ。千秋楽はもちろんみんな技を繰り出したりかなり長いんだけど,滑ってるのも観てるのも終わらないで~という空気が感じられます。
 複数公演見るのって楽しいなあ。1公演くらい間近で観てみたかったけど。来年はチケット取れるかなー。もし2日4公演とか取れたら(今年は平日追加で5公演,リハ入れれば+1だけど),新横浜に泊まってもいいかもー。いや通うのにそこまで大変ではないんだけど。