FC2ブログ

ars combinatoriaな日々

国宝阿修羅展

そんなわけで4/16(木)の国別対抗戦の前に国宝阿修羅展@国立博物館平成館に行って来ました。平日じゃないと尋常でない混雑だろうというのと,八部衆と十大弟子が全部が揃うのは19日までということなので。海洋堂フィギュアは売り切れちゃったけど。
 上野駅の改札に既に待ち時間40分って出てて,でもチケット売場はほとんど並んでなかったです。科学博物館なんかだとまずチケット買うのにすごい行列なんだけど。みんな用意がいいのだろうか…。平成館の前に来たら50分待ちの表示になってたけど,たぶん30分くらいで入れたと思う。それでも日傘貸し出しがなければ厳しかったよー。コインロッカーにこの暑いのに持って来た防寒具の入った荷物他を入れて(いつもお財布しか持たないの),入り口でファンクラブのピンバッジを受け取って,早速付けちゃうっ。でもファンクラブ前売券はローソンで買ったから写真入りチケットに変えてもらえると思ったらこちらで言い出さないと変えてくれなかったよー。あ,今ファンクラブサイト見たら待ち時間モバイルサイトまで出来てました。
 ファンクラブ専用シークレットトラックがあるというので,初めて音声ガイドを借りてみた。が,やっぱり今後も必要なさそう…。華原磬(金鼓)の音が聴こえるのは面白いけど。

 興福寺は修学旅行じゃなくて自発的に行ったのでそのときはじっくり見たんだけど,ガラスケースでしかも他のと一緒の並びにふつーにあるのでちょっとがっかりだったんですよねー。こういう引っ越し展示だと生で,しかも今回は360度廻れるように展示してるっていうのがすっごい楽しみでした。
 まずは中金堂鎮壇具の細かい物が並んでるんだけど,多分にもれず最初の展示物は皆さんひじょーに熱心に見るので大きい四方から見れるケース以外はあきらめました。次の「阿修羅とその世界」はまず三尊像及び厨子,波羅門立像,そして華原磬が面白い。龍がちょっと気が抜けたカンジで,下の獅子がちょっと犬ぽい。獅子はその後狛犬に収束するそーなのでなるほどかも。龍は顔より金鼓を囲む胴体や足の作りが面白い。

 次に八部衆と十大弟子の部屋。ただしもちろん?阿修羅は別室です。十大弟子よりもどーしても八部衆の方が面白い。一体一体がひじょーに個性的。異形の者達なんだけど,興福寺のは幼い顔が多いのがまた不思議。ここは360度とはいかないけど,もちろん生で横までは廻り込めるのでこのあたりはそこそこの混雑なのでかなりじっくり見ることができます。
 ここでの一番人気(音声ガイドのせいもありそう)はなんといっても迦楼羅。鳥頭で元はインドのガルーダです。が,これも他のと同じく幼くできてるのかむしろカワイイ。鳥の顔ってよく見るとちょっと恐いところもあるんだけど,これは人間ぽくしてるのもあるからかしら。でもそもそもグリフォンやキマイラも魅力的だけど,フォーンやケンタウロス,ミノタウロスなどなどの半身半獣って獰猛さよりもどこか哀しさを背負ってるように思えてそこが東西関係なく惹かれるものがあるのかも。迦楼羅は半獣というか獣頭だけど。

 ついに阿修羅君のお部屋へ。なのですが,混雑緩和のためかまずアプローチがあってここで少し上がる。で,少し離れて上から全体を見えるように出来てます。薬師寺の日光・月光菩薩はすっごく大きかったのでむしろ顔の近くで見て,通常の見上げる形を持って来たんだろうけど,これはとにかくより多くの人が見れるようにという配慮が大きそう。で,もちろん近寄ってぐるっと廻るように出来てるんだけど,これがすごい人で一旦止められてからなんだけど,それでもぎっしり何重にも囲んでる。時計回りに動くんだけど,すこーしづつすこーしづつ前にずれていったら最前列に入れたー。あとは流れに沿って廻りをじっくり見ます。もう少し動かないと詰まってくばかりなんだけど動かないー。けど,本当にじっくり見れて,これが全然あきないの。ようやく正面に戻って列からはずれる。
 この魅力はなんなんでしょうねー。ほぼ実物大の少年で,哀しいというには苦しげに眉を寄せて,ただそれだけの悩める人間ではなくて,三面六臂の異形。その3つの顔が喜怒哀楽とか全く別々の感情を表しているわけはなくて,6本の腕も細くて着ているものも鎧ではなくなよやかな布地で,でもでもあくまでも魔神であったはずで。左右対称の収まりの良さというのも黄金比みたいな座りのいい安定感を感じさせるのかしら。全体のバランスは安定してるのに,その顔が不安にさせる捉えどころのなさ,眼が離せない見飽きない多面性。

 展示は更に第2室へ。これまで等身大だった分,大きくてかつしっかりした体つきにくらくらする菩薩に四天王達です。このあたりは一体一体もすごいなーと思いますが,ちゃんと配置した全体像を見たい気もします。
 既にもう一度見直す気力も時間もないので,図録とポストカードとミニクリアファイルだけ買って終了。ポストカードは↑の後姿ともちろん正面も。そーいえばわたしは興福寺で生モノクロ写真を買っていたのだ。今回はやっぱり物販にも気合いが入っていて,グッズ袋も特製です。

 平日の昼間だけあって年配の方がほとんどだったので,むしろ夜の方がいいかも。薬師寺のとき平日夜行ったら閉館間際はじっくり見れたので。って,阿修羅きゅんは仏像を超えたアイドルなのでそれどころではないとは思いますけど。といいつつ今サイトのトップページを開けたら,11時がピークで夕方が比較的すいてるって出てる~。

 図録は通常の解説の他に1952年の三越での東京初出展の様子が面白かったです。しかし布張りハードカバーで重い重い。関連書籍や雑誌の特集がありますが,ぴあMOOKとBLUTUSと芸術新潮を買って,芸術新潮がいっちばん充実しててよかった。当たり前といえば当たり前ですがー。撮り下ろしパーツお写真がフェチっぽくて素敵ですが,名作写真集もそれぞれ全く違う味が出ていていいですねえ。今回より多くの人に安全にと台座を作ってどーしても見上げる形になってしまうのでいろんな角度から見ることはできなかったし。
 他のはビギナー狙いすぎてもの足りないかも(BLUTUSの琳派がよかったので期待しすぎ…)。芸術新潮のバックナンバーは品切れになってますが,わたしは4月に入って書店にいっぱいあるのを買ったので,バックナンバーを置いてるお店にはあるかもー。そういえば週刊日本の仏像(原寸大の載ってるの)の第一号が阿修羅なので買ったけど,まー毎号買わなくてもいいかなって内容でした。あ,あと広隆寺の弥勒菩薩くらいは欲しいかも。

 興福寺に帰ったあとは「お堂でみる阿修羅」っていうのを仮金堂で開催するそーです(10/17~11/23)。いいなあ。
 国宝 阿修羅展:東京国立博物館(3/31~6/7),九州国立博物館(7/14から9/27)

その後のアイスショー

♪引き続き,かつてないハイペースでDVDを焼き続けてます。あ,フィギュアは選手ごとの頭出しなので比較的簡単です。CSだとCMも少ないし。丸ごと焼いたあとはお気に入り演技のみHDDに残すのでこういう短いのがまた溜まってくわけです。国別対抗戦はもっともっと各国応援を映して欲しいんですが(2002W杯のときベンチ専用カメラ映像があったんですよねー),でも今ペアのSPではしゃぎすぎのキスクラが映っておかしかったよーっ。6分間練習でラ・マルセイエーズを合唱してたそうですが,放送してくれないかなー。CSは副音声で会場音なのでさっき昼間男子SPを大きい音で観たらなんとか会場の雰囲気が伝わったよーな気がする。

 こないだのエキシビションが既に予定外だったけど,今年はアイスショーではあんまり散財しないようにするつもりなんですが(試合は出来ればNHK杯かGPFか両方に行きたい…),取りあえずフレンズ・オン・アイス(FOI)には絶対行きます。ってまだチケット買ってないけど…。座席がわかるとこで買いたんですけどねー。これは誰が出るとか関係なく。今年は五輪シーズンなので現役の出演は無理しない方がいいでしょーし。
 名古屋のTHE ICEは,今年はもージュベールさんの出演はないでしょうからパスです(今年はって去年来た訳ではない。しくしく…)。去年は4公演行くつもりが1公演+名古屋メシで予想外に楽しくおいしかったけどー。ジャパンオープンは誰が出ても面白いですけど,その後の公式試合次第かなー。ええ,もちろん本当はフランス(エリック・ボンパール杯)に行きたいんですけど,今年はいつもと開催順が違うのでちょっと期待したんですが,既にしごと的に休めない日程だった…。

 去年のFOIは静香ちゃんのメドレーとグループナンバーのオペラ座の怪人が素敵だったけど,今韓国でやってるショーのオープニング(@YouTube)がオペラ座の怪人で,結構凝ってるの。これ観てみたいなあ。もちろんキム・ヨナちゃんがクリスティーヌでこの白い長めの衣装がすっごく綺麗で可愛く似合ってるんだけど,豪華なゲストメンバーがそれぞれ手持ちの白黒衣装なのは映画版のマスカレードのイメージなのかしら~。マスカレードだと逆にクリスティーヌだけピンクなんですけどね。舞台版みたいに群舞が派手色というわけにもいかなかったのかしら。ペアの選手などは一瞬もう一組のファントム&クリスティーヌに見えたりして面白い。FOIはファントムとクリスティーヌが明らかに2人ずついてあらゆるところを観たくてこれは1公演しか行かなかったのがもったいなかったんですけど。今年は何をやるのかなあっと。

熱海ひとり旅 その2

■その1

♪どんどん日にちが経ってしまいます。菜の花キレイですが,これは3/15のお写真です~。

 

 熱海駅に戻って,バスの時間が微妙にあるので駅前でほかほかの温泉饅頭を食べる~。路線バスに乗って錦ヶ浦の アカオハーブ&ローズガーデンへ。中に入る前にバス停から見える海が綺麗だったので! 菜の花の黄色と空と海の青,いいな~。

 

 そして,かわいらしく作られたアプローチにはラベンダーソフトクリームがっ。見上げると木蓮が綺麗。

 

 ちょっとショップを覗いておみやげのアタリを付けて,まずはランチです。あ,その前に園内バスの時間をチェック。
 イタリアンのMILLE FIOREでウニスパゲティをぐるなびクーポンの白ワインで。ガーデンお得チケットにパスタセットもありますが,チケットはティーセットにしました。絶対ウニ!と決めてましたが,セットで人気の菜の花パスタは売り切れてました。でもウニウニおいしーい。夜は和食なのでちょっとこってりと。お得チケットはWebにもありますが,駅前のコンシェルジェにチラシが置いてありますのでこれも要チェックです。

 
 コースとしてはまず園内バスで一番高いところまで行って徒歩で降りてきます。今回バスが満席になってしまったけど,運転手さんがすぐ戻ります~と残りの方へ。
 運転手さんが簡単に園内の各ガーデンや今の見どころなどを説明をしながら登ってきます。一番上に神社が。そして日本庭園。なぜ太陽系,そして火星の松…。

 

 この時期一番の見頃の菜の花畑の散策コースへ!

 

 菜の花って色も明るくてしあわせになりますが,香りがまたいいんですよねー。

 

 それでは降りてきましょー。春だったりちょっと冬が残ってたり。

 

 ここはシークレットガーデン。可憐な花と共にときどきちょっとコワイうさぎさん達が忽然と。

 

 

 

 きれいきれいと足元しゃがんで写真撮りまくりですが,やっぱりウサギさんがっ。まだまだガーデン続きます…。

■その3

HDD&DVDフル稼働

『WALL・E』のDVDを予約して早く来ないかなあと待ってて,せっかく発売前日21日に届いたのに,今は毎日録画用にDVDを焼きまくっているのです。週末にこないだの国別対抗戦のCS放送があって,応援席が映らないかなあとコンプリートしたいので。その前に世界選手権の初回&再放送をやってて,ペア・ダンスはまた来月ってことで取りあえず解説ナシ版でEX(これから)とミキティの録り直しをしてます。FSのオルガンナシ,改めて観ても本当にジャンプばっかしなんだけど,カッコいいなー。その後のキム・ヨナちゃんと表彰式とまた観てしまって,こちらもほれぼれとするので来月彼女のも録り直そうっと。男子の方はうーんうんーんやっぱりクリーンじゃないと観る度にああっとなってしまうので~。なので国別のSPがちゃんと臨場感出してくれなかったのがもったいないっ。
 そして元々ある映像をせっせと焼いては消してるのに,なんとまたっピッポがトリプレッタ!なので昨日伊語版を録画して(解説付きも観たよ),その間に『WALL・E』を観てたのでした。ウォーリーもイヴもやっぱりかわいいです。でも熱海の写真加工しながらなので,また今度ちゃんと部屋を暗くして観直そうっと。あとあと何故か02-03シーズンCLのインテル戦とかどーして今頃焼いてるのだろーかー。試合のDVDはピッポの頭出しを付けてるのでつい後回してにしてしまってるんですけど,後回しにもほどがあるよっ。

国別対抗戦エキシビション

♪なわけで,エキシビションに行って来たー! やっぱり現地はいいなあ。いろんな選手の演技をいっぱい観れておなかいっぱいです。しかし,それより何よりオープニングやフィナーレで登場したあと待機してるのをオペラグラスでガン見し放題です。わーシャボン玉触ろうとしてるうとかカワイイなあ。ちょっと疲れた顔ですけど。曲もカワイイ系ですが,出番が1部のトリだったのでしっとりハレルヤよりはこっちかしら。きゃーきゃー言われるしー。その前がカー姉弟だったのでたまらないコンボでした。わーいまた蛍の光が観れたー。これだけのために来てくれてお疲れですが,やっぱり盛り上がるなあ。みきちゃんは久しぶりにI beliveだった。ボレロは一番の舞台が舞い納めかしら。大きい振りのあるボレロも怪我が心配なので,こちらもとっても綺麗だったしっ。あとTVだとなんだこれという衣装でしたが,ロシアペアのゆうこちゃんとスミルノフのエキシは生で観るとすっごく楽しくて見応えがありました。やっぱり観てみないとわからないなあ。
 しかしジュベールさんをまた生で観ることはできるのだろーかー。と思ったから行っちゃったんですけど。いよいよ五輪シーズンなので無理しないで欲しいのでいーですけど。とまあいろいろありますが,代々木第一体育館のカッコいいシルエットを載せたかったのでした。

WORLD TEAM TROPHY in Figure Skating 国別対抗戦

♪実は世界フィギュアスケート国別対抗戦2009初日に行って参りました。木曜15時からですが代休取って1日お休み。せっかくの平日1日休みなんで午前中は混雑必至の阿修羅展へ。しかし平日の10:30に上野着で最初40分待ちってあって,列まで来たら50分待ちに…。結局30分以上は並んだかしら。並んでる間日傘を貸してくれるので助かったー。詳しくはまた別に。大変だけど生阿修羅きゅん他は貴重なので,興福寺で見たことのある人も行かなきゃっ。わたしはファンクラブも入ったのだよ。あ,海洋堂フィギュアは予約生産も含めて完全完売でした。

 で,スケートの方のフィギュアですが,チケットは世界選手権の始まる前に取ったので誰が出るとか期待せず。最初男子フリーの日がいいなあと調べたらその日は絶対仕事で遅くなるので断念,でも初日はアイスダンスのオリジナルダンスと男子/女子シングルのショートなのでこれはこれで盛りだくさんで楽しみでした。最初日本代表が決まって,やったーミキティの素敵SPが生で観られるう。ジュベールさんは選ばれるだろうけどほんっっとうに来るまではがっかりしないようにと潜伏してました。月曜日に和風カードを買いに行って,それでも火曜日に到着したってのを確認してからフランス語を考え始めた~。でも辞書引いて作った文章は全然ダメダメでした。で,だんだん盛り上がって更にプレゼントを買いに行って,みきちゃんには長々と手紙を書いておお結構頑張りました。ああ,日本語だと思ってることがいっぱい書けていいなあ。

 当日は前述の通り上野から原宿へ。行列と中の混雑でだいぶ時間がかかったんで,ランチしてから代々木第一体育館へ着いたのは14時40分くらいかな。ここは駅から近くていいですねえ。入ったのはずっと前にリバーダンス(じゃないけど,なんていうんだっけ)の公演を観に行って以来。そのときはアリーナだったので,スタンドってどのくらいかわかんなかったけど,1階の4列目ってすごい近い! うっかり投げ込み花を買ってみました。いや一度やってみたかったのです。寒さもわからなかったのでいろいろ持って行ったけどミニクッション以外は使いませんでした。長丁場だしスタンドは後ろの人気にしなくていいので,固い椅子にはとてもよかった。寒さもこれでだいぶ防げたかも。
 競技の前にオープニングがあって,予想通りシンクロの人が旗持ったりから始まったけど,なんとちゃんと選手団が入場して,偉い人の挨拶の間とかずっと立ってるので大変だろうけどこちらはその間オペラグラスで見てられるのでしあわせー。きゃージャージだとかわいい。
 最初はアイスダンスからですが,なんとキスクラの廻りのひな壇いや各国応援席に選手がちゃんといるー(全員じゃないですけど)。きゃーしかも応援してるのです。フランス人はオープニングの入場のときも気合い入れてた。←これはキャプテン(笑)がジャパンオープン(JO)のときのを思い出してやったに違いないっ。アイスダンスの競技プログラムを生で観るのは初めてです。たった6組ですがランキング順にやるのでだんたん上手い人が出てくるでがわかりやすい。もともと好きだったカナダのテッサちゃんもいいけど,フランスのナタリー・ペシャラちゃんがすごくかわいい。

 男子は12人といっぱい観れて楽しいんですが,ロシアのヴォロノフのコーチ,ウルマノフ様が来ていたー! おお,現役時代は王子様みたいだったのよお。いや選手の方も結構好きだし,あともう一人のロシアのメンショフも4回転に挑戦してて曲もRiseだしなかなか頑張ってましたけど。とにかく現地だとTV画面に映らないところを好きなだけ見ていていいので楽しいです。もちろん演技中は失礼なので氷上を観るようにしてますが。
 でもって今日はあらゆる選手含めてハイライトはジュベールのSPでしたっ。その前のライサチェックもまとめた演技でなかなか湧いてましたが,その後まず始まる前からみんなが集中してるのがわかる静まり返った場内。演技開始のあのポーズはTVだと多少こっぱずかしいのですが,きゃーやばいです。かっこいいです。もうそれだけで客席持って行かれちゃって,最初の4-3がばっちり決まったらもう拍手に繋げてほぼ全員が手拍子してるんじゃあくらいのノリで,もうもう試合というよりショー,しかもこんなに最初から最後まで盛り上がるショー演技もなかなかないのではっていうくらい。演技自体はジャンプ1コちょっとクリーンじゃないとか,あのいろいろやってるステップはステップとしての評価はどうなんだろうとかありましたが,なんだかそういう問題ではないみたいな。座席はジャッジの反対側なので最初も後姿だし(これは素敵な背中が見えてこれはこれでよい),演技は裏側ってことなんでしょうが,リンクいっぱいに使う選手なので全然気にならなかったです。各方面アピールもあるしー。もちろんスタオベで,なんとかスタンドの最前列まで出てって(隣の方すみません),花投げました。が,届かなかった…。

 最後は女子SP。フランス女子は1番滑走なので,着替えた男子二人は6分間練習のあと演技前にギリギリ間に合うよう急いで来たみたい。で,もうひとり(キャンディスちゃん。すごい綺麗なコ)も3人目でそうそうに出番が終わってしまったのでフランス応援席はもうどんどんぐだぐだに。椅子に座ってても出番前よりもだらけてたのが,背もたれが欲しかったのか下に座り込んでました。JOのときもだらだらでしたがあのときはソファーだったので,背中に座ってた。って,W杯のときも何故かベンチの背中に乗ってたので,ヨーロッパ人は長時間ふつーに座ってられないのだろーか。で,演技前はアモディオ君の隣でお兄さんぶってたのに(いや緊張してるであろうから付いててあげたのでしょう),ナタリーちゃんのお隣を陣取ってました。綺麗な絵面で眼福眼福。更にフランスチームだけ女子が全部終わる前に帰っちゃいました。うわー自由だ。っていうか最初から眠そうだったりしたので長時間移動とか時差とか疲れてるんだろうなあ。
 まあそんなわけで応援席チェックは気にしなくてよくなったので,今度はミキティです。わーい,やっぱりのこのプログラムは何もかもが美しいです。得点的にはいろいろ取りこぼしもあったようですが,会場的にはひとつひとつの要素に大きな拍手があって,最後はスタオベ~。欲目かもしれまんせんが,一番ひとつのプログラムとして充実してるみたいなの。全体的には世界選手権の方がよかったんだろうけど,スピード感もあってジャンプも綺麗で迫力があって(女子にしてはカッコいいと思うの)でもしっとり雰囲気があって,最後のスピンも,あキャッチフットにしてる~といろいろひとつひとつの試合をチャレンジの大切な機会にしてるんだろうなあ。本当に今季のプログラムを観ることが出来るなんてしあわせですー。ジュベールのもフリーはまだ模索中みたいなところがあるので,このSPを生で,しかも暖かく盛り上がってる中で観れてよかったです。

 でもって,じゃんがらーめんを食べてから帰って録画を観たら,うーん,演技がどのくらい放送されるかは覚悟してたけど,なんで会場音とか雰囲気を伝えようと思わないのでしょう~。しかも全部が全部というより盛り上がったのはこの選手!っていう脚本が出来てるみたい。国の威信がどーのとかの煽りはだいぶ実際の空気からかけ離れてるけど,客席はもちろんほぼ日本人で,でもみんなを応援して,いい演技には素直に拍手して立ち上がって,選手たちはなごやかにというかお国柄が出る面白さで各国応援してる。もうこの応援席を映さないのはもったいなーい! まあ大会というよりお祭りでしたが,会場は。
 今日が競技最終日で結果が出て,やっぱりフリーの方はみんな疲れが出てるんだなあと思いましたよ。世界選手権にピーク持って行ってるんだもん。ああみきちゃんの肩が心配だあ。といいつつ,明日のエキシビションのチケット取ってしまった…。売り切れてたんですが,当日券の他に見切席の予約が出来るというので,昨日帰ってからぐだぐだ考えて。せっかくの貴重な来日,次があるかどうかわかんないしっ。みきちゃんのボレロは去年観たのでお休みならお休みで大切にしてください。ジャンプなしでもいいです。むしろ観てみたい。あんなにカッコいいジャンプを跳ぶのにそれがなくても魅せられるって素晴らしい。っとお手紙にも書いていたのだった。

ワルキューレ

新国トーキョーリングの《ワルキューレ》じゃなくて,映画『ワルキューレ』観ました。トーキョーリングは初演で毎年観たんでまあいいかなってとこですが,面白いというか楽しい!ですよねー。
 で,映画の方はいろいろ残念というかもったいない映画でした~。ブライアン・シンガー監督に期待してたんですが,実話ってのにマジメに取り組みすぎちゃったのかなあ。映像はときどきはっとするくらい美しいところもあるんですが,そういう美意識に流れてはいけないっみたいな自制があったのかも。
 そもそもチラシなんかに使われてる隻眼のトム・クルーズがヴォータンぽくてカッコいいから観に行こうと思ったのは確かですが,わたしはトム・クルーズの映画って『ミッション・インポッシブル』の1作目くらいしか観たことないよーな気がするのです。しかもPowerBook君が目当てで…。いや実際カッコよかったんですが,特に隻眼になってからのびしっとした軍服姿。あ,役柄的にはヴォータンというよりジークフリート,特にワルキューレ:ブリュンヒルデに愛されたみたいな。まあ煽りに使ってるみたいにワルキューレは女神じゃないですけど。
 ただ貴族ぽさがあんまり見えないのが説得力に欠けるんじゃないかと思うのですよ。英語だからとかの問題じゃなくて。そもそも実話である以上ヒトラーの暗殺計画は失敗してるので,彼らはヒトラーが死んでるのか死んでないのかどこまで考えて行動してるのかっていうのが緊迫感に繋がらないで,あのー誰か確認しておくことはできないのかしらとか観てる方が突っ込みたくなっちゃう。
 トム・クルーズ演じるシュタウフェンベルク大佐が若造っぽく見えちゃうのは,脇が味のある顔ばっかりで充実しすぎたってのが大きいかもしれないです。アメリカ人以外のいい役者さんを揃え過ぎ。中でもオルブリヒト将軍(ビル・ナイって,デイヴィ・ジョーンズ船長の人ー!?)とゲッペルス(ハーヴェイ・フリードマン)が素敵。ゲッペルスの思い切った行動は敵ながらうわあこれはやられたっと思っちゃう説得力。
 この脇を活かしてもっと地味にいい映画にするか,もっともっと派手にシュタウフェンベルク大佐の半生を中心に大佐に感情移入できるくらいに作り上げちゃうか極端にした方が面白かったんじゃないかしらーと思われます。
 あとあと,大佐がワルキューレ作戦の利用を思いつくのが子供達が聞いてた「ワルキューレの騎行」ってのもともかく,レコードの上を針が何度もずれるので傷ついておんなじフレーズにはならないのかしら,SP(?)だと違うのかしらとかくだらないことを考えてしまった。で,ここでしか曲が使われないので欲求不満でCD4枚を聴き直してしまったのでした(うちに全曲あるのはルネ・コロのためにサヴァリッシュ1993)。あ,この勢いで2度目だろうがトーキョーリングに行けばよかったのか。

熱海ひとり旅 その1

♪一日目,3/15(日)。熱海に行くには新幹線が一番早いです。でもでも品川まで山手線に乗って行って,帰りも平日の山手線に乗ってってゆーのが何となく面倒なのと多少でも安く上げたいので,新宿から小田原まで小田急ロマンスカーで小田原から熱海まで東海道線です。いや単にロマンスカー好きすぎ。今回は行きも帰りもばっちりVSEにしてコーヒーを予約しました。わーい。ただ日曜の朝はそれなりに混んでるので一人だとどーしても相席になってしまいます。
 もちろん乗り継ぎの時間など調べて行ったのにロマンスカーが遅れてあせったけど東海道線はふつーに本数があるので適当に乗る。

 

 熱海駅前~。駅名が光ってしまった。駅前には足湯があります。が,16時まででやってるときはいつも混んでて入ってません。荷物をロッカーに預けてまず予約していた旧日向邸へ。ロッカーは駅前はいっぱいでも地下道入った第一ビルが空いてますよ。

 

旧日向邸“ブルーノ・タウト「熱海の家」”
 そもそもこの旅行はMOA美術館に光琳を見に行くくらいしか考えてなくて,ここはるるぶで知ったんです。11:30の第一希望が予約できました。右の写真は母屋の中からですが,この下にタウト設計の離れがあります。最初にタウトについてのビデオが30分くらい。これは熱海独自のものではないみたいでちょっと長いかなーと思いますが,ブルーノ・タウトって桂離宮の好きなドイツ人くらいの知識しかないので大変わかりやすい。

 いよいよ見学はボランティアガイドの方の案内で。普段はイヤホンガイドとか無視するんでガイド付きかつゆっくり他の人と見学すると一人だと見過ごしてしまいそうなとこにも目がいっていいですね~。特にこの回は次の回までの時間が長いので少々超過してゆっくり見ることが出来ました。
 すごく日本のことが好きで日本の素材を使って拘ってすっごく丁寧に作ってあるんだけど,どー考えても日本の家屋でもないし,西洋のそれでもナイ。オカシイ,オカシイがとても素敵。
 最初の部屋は広い社交室。一部屋だけど四角い部屋ではないので木の床の組み方などが変えてあるの。しかしこの電球の使い方は日本人ならというか他の誰もやらないだろうという過剰さ。で,ここが一番明るく,だんだん暗くなってるそうです。次が洋間で,最後に畳敷きの和室。基本日本家屋なので襖で区切られ隣の部屋が見通せるのに,ひとつひとつの部屋ががらっと雰囲気が変わる。そのへんはとても緻密に計算されていて,例えば欄間みたいに向こうとこちらと形は共通なのに色を変えてひとつひとつ独立した雰囲気を作っている。
 で,一番おもしろいと思ったのは和室,洋間,社交室が順にバッハ,モーツァルト,ベートーヴェンなんですって。もちろん時代順でもあるんだけど,一番派手な部屋がベートーヴェンなのは何となくクリムトのベートーヴェン・フリーズを連想してしまいました。

 

 渡辺仁設計の母屋のみ撮影可。代わりにポストカードセット\1,000とミニガイドブック\100。この母屋も結構面白い。いやこの時代の日本家屋がどうだったのかわからないんだけど,この天井ひとつ見ても日本素材への拘りが感じられます。
 見学料は\300(土日のみ,必ず事前予約)。駅から徒歩圏にこんな面白い文化遺産があるのは素敵です熱海。

■その2