ars combinatoriaな日々

来年もよろしくー。

♪これから帰省します。デパートのおせちを取りに行かなくては。たぶん1/3に戻る予定です。戻ってから今年のベストとか書こうと思いますー。
 咳はだいぶよくなったみたいです。ようやく薬が効いてきました。てゆーかおとなしく休んでればよかっただけかもしれない〜。なわけで,戦メリは行けなかったので,ゴッドファーザーには挑戦したいです。

ミキティ&オペラ座

♪全日本選手権はちゃんと見ました。やっぱりミキティを応援しようっ(サーシャちゃんがしばらくお休みだしー)。フリーはよく続けたと思うし,グランプリファイナルのときは言い訳もしてなかったし,本当に頑張れー。
 男子シングルは放送だとちょうど最初と最後が「オペラ座の怪人」だったんですけど,神崎君のがオリジナルで,高橋君のはPhantasiaを使っていて,ヴァイオリンとチェロがクリスティーヌとファントムという組曲というか交響詩みたいなのです(それじゃドンキみたいだ)。声楽の使えない競技だとオリジナルはオケ部分だけになりますが,Phantasiaだと主旋律も入ってるし,もともとアレンジしてあるので更につぎはぎするのはやりやすいかも。でもスケートは無理に声楽が入ってなくてもいいと思います。滑ってる人が主旋律っつーことで。あ,高橋君のはとてもいいですよー。あと南里君の「カルメン」も衣裳からしてホセの手は既に血に染まっていたみたいでよかったです。

タコ8とか。

ラゾーナのトナカイ

♪画像はタイトルと関係なく12/3にヤナーチェクを聴きに行ったときのラゾーナのウィンドウ。ヤナーチェクは今年のベストっぽいのにまだ何にも書いてないし。クリスマスっぽい画像を貼りたかったのー。
 で,タコ8(ショスタコーヴィチ交響曲第8番)ですが,本格的に風邪っぽくて,眠くなる薬のおかげで全然集中できませんでしたっ。しくしく…,8番大好きなのに! よく聴き込んでる曲なので,ここがいいんだよなーとかおぼろげに響くのですがー。咳はホントこういうところでは出ないんですが(都合がよすぎるよ),一度どーしても出そうっ,ここなら音が大きくてだいじょぶかしらともう限界だったことがあって,そしたら音が出ない咳だったよ。伊達に6年もレセプショニストはやってなかったよ。だから最後の最後にホールに響いた咳はわたしじゃないです。
 かなーり体調最悪です。明日はしごとです。例年だと今夜あたり飲みに行ってましたが,今年はなくてよかったー。あ,そんなわけで『スーパーマン・リターンズ』DVDはメイキングの頭しか見てません。監督のめろめろ振りがたまりません。

12/20 東京都交響楽団第637回定期演奏会 サントリーホール
指揮:ジェイムズ・デプリースト
シュニトケ:ハイドン風モーツァルト(2台のヴァイオリンと2つの小オーケストラのための)
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ハ短調 op.65

旧帝国図書館建築100周年記念展示会@国立国会図書館こども図書館

こども図書館・外 こども図書館・中
♪日曜日は実は藝大美術館の「ユニヴァーシティ・ミュージアム合同展」に行こうと思ってたんですが(12/17まで),藝大は歩くし早くも行けなかったのであきらめたんですが(土曜の放送のないミランの試合が何故か日本時間4時かと思って起きてた…。2時でした。4時って? ナイトゲームなら3:30だし),上野公園に着いて博物館に行く途中に開催中の催しの立て看板があって,国立国会図書館こども図書館で同じく17日までの旧帝国図書館建築100周年記念展示会に惹かれてしまいました。歴史的建築物が大好きなのです。本当は岩崎邸に行きたいんですが。

 演奏会は16時過ぎに終わったので,17時までというのに頑張って行きました。位置的に近いし。建物自体の特別公開なのかと思いこんでましたが,建物は既にこども博物館として活躍中で,帝国図書館の100年を記念して展示があったのでした。時間がなかったので,展示のある3Fしかちゃんと見てませんが,1Fの元貴賓室というのが見たいなー。また行こうっと。
 100周年展示は終わりましたが,1/28まで「北欧からのおくりもの」という北欧のこどもの本の展示があります。これはちらっとしか見てなくて,本もいいですが,天井の白い漆喰装飾が素晴らしいです。部屋の中は撮影不可なのが残念。あと北欧といえばカイ・ニールセンなのですが,ざっと見ですが見あたらなかったんですよねー。ちひろ美術館では特集展示をしてたような気がしますが。

 ついでに美術館情報としては,来年も博物館では長谷川等泊の『松林図屏風』の公開があるそうです(1/2〜28)。今年は結局行かなかったので,今度は見たいなー。でも1月はすっごく忙しそうなんです。 庭園美術館の「アール・デコ・ジュエリー」は1/14までだからこっちもリミットだし。それと博物館では「レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の実像」ってのが3/20〜6/17まで開催されるそうで速報チラシみたいのもらいました。目玉はウフィッツィの『受胎告知』ですが,これ現地で見たし。きっとすっっっごく混むんだろうなあ。博物館なので,発明とか科学ぽいのにスポットが当たると思いたいのですが。

かもめ食堂とエラゴンとSWNJOとスーパーマン・リターンズ

♪『かもめ食堂』原作本ゲットしました。日曜日に上野の帰りに新宿ルミネ2のBOOK 1stに寄ったらなかったんですが(そもそもAmazonでユーズドしかなかったし),ルミネ2の方に行ったらいっぱいありました。ルミネはカードで払うと本も5%OFFになるので,ついここで買っちゃいます。前は本をカードで買うのは際限がなくなってコワイと避けてたんですがー。でもでも本(特にマイナーなのや専門書)は見つけたとき手に入れないと2度と会えないことが多いから。
 しかしなんで同じチェーンなのに品揃えがこんなに違うのかなあ。まるっきり同じでも近くに2店舗もあるから意味なくなっちゃいますけど。どちらかというとよくいくルミネ1の方が欲しいのがあるかな。他に『エラゴン』の2・3も欲しかったんですが,これも2のお店には1冊しかなかったので。『エラゴン』は結局1しかまだ読んでませんが,ウワサどーりどこかで聞いた観た読んだようなお話だ。おじさんの農場で育ってお父さんがわかんなくて,不思議な賢人に助けられて剣を与えられて…,最後にお父さんがあの人だったらっ。
 新宿ルミネに前入ってた本屋さんはもちろん青山ブックセンターでしたが,その頃は2の方が好きでした。そろそろなんか読まなきゃと思想書のコーナーとかぼーっと見てると楽しかった。なんとなくですが,BOOK 1stやジュンク堂のような関西系の本屋さんて書棚が高めな気がします。ジュンク堂はなじめないままです。本屋さんには一応目的があって行くことがほとんどですが(あとは待ち合わせとか),書棚が低めでフロア全体が見渡せる方が楽しいです。あれもこれも欲しくなって大変だけど。

 『かもめ食堂』の話でした。サチエさんの事情とかわかんなかったことがだいぶ解明しましたが, 映画観た後だとなんか蛇足感が感じられてしまいます。うーん,これは映画のための書き下ろしだそうですが,この通りみんなの事情を詳しく書いてたら,わかりやすいけどこんなに人気作にはならなったんじゃないかなー。あの不思議なふわふわ感は貴重だ。読まなければ読まない方がいいような気もするので(そもそもわたしは群ようこさんがちょっと苦手なのもあるけど),ネタバレは避けたいですが,そういえばミドリさんの事情はきっと大失恋をしてどこかに行きたくなったに違いない!と思いこんでました。女性が逃げ出したい事情は失恋…,ふっつまらない発想だ。

 で今読んでるのは図書館の返却期限が迫ってきた『スター・ウォーズ バランス・ポイント』です。ニュー・ジェダイ・オーダーはあんまり人気ないぽいですが,なかなか面白いです。でもでもよいこのアナキン・ソロ君が…っ。しかしなんだかフィクションばっかり読んでるなー。

 ルミネ1の方で無事『かもめ食堂』と『エラゴン』を手に入れて,ついでにというかこちらがメインだったんですが,やっと『スーパーマン・リターンズ』のDVDを新星堂で予約しました。Amazonの方が値引率はいいんですが,22日と休日前なので,職場受け取りにするか自宅にするかすごーく悩んでまして。結局確実に発売日に手に入れるために店頭にしたんですが,去年の『エピソード3』が1日早く手に入ったんで念のために入荷を確認したら21日入るそうなので,わーい。あ,もちろん特別編です。きっと最初に観るのは特典映像の方…。

 近況的には実は毎年今頃出てくるイヤなカンジの咳がひどくなってきて,あんまりうるさいので病院に行って来ました。熱他風邪っぽい症状はほとんどないんですけど。いろんな薬出してもらってしまった。でも今回は結構効いてるようです。ぼーっとしますと言われましたが,本当に仕事中とか頭が動かないんで困ってしまいますが,しょうがないですよねー。なんて書いてないで早く寝ればいいのにっ。ついでに明日はやっぱりタコ8を聴きに行きます。だから早く寝なきゃっ。ちなみにホールや映画館ではこの咳出ないんですよねー。

表慶館改修記念コンサート「中野振一郎によるゴルトベルグ変奏曲」@東京国立博物館

表慶館表慶館ホール
♪仏像展のチラシで見付けた記念コンサートです。上野の東京国立博物館。いつも素敵な建物だなーと思って前を通り過ぎてるだけだった表慶館が改修完了して,中のこれまた素敵な丸天井のホールでバッハのチェンバロとは! 既に売り切れかとどきどき予約しました。
 ゴルトベルグの実演は初めてだったと思うので,せっかくなのでちゃんと予習をしておくべきでしたー。そもそも演奏の感想を書くのが苦手なので,細部を述べるのは難しいのですが,なんというか“もっとバッハを聴かなきゃ!”という切迫した気持ちになりましたわ。いやそもそも一番好きなのはバッハのはずなのであって。この変奏の理系っぽいところが今自分の中で弱くなってるような気がするんです。すみません,なんだかよくわかんないですね。
 コンサートは休憩後約80分通しで,いやでも全然あきないですよ。 中野さんが拍手を受けながら聴衆に拍手してたのがおかしかったです。今日は暖かかったからよかったけど,暖房らしい暖房もなさそうで(きっと上に抜けちゃう),椅子もちょっといいパイプ椅子だから,優雅な空間なのになんというかすっごくストイックなコンサートでした。これはこれでバッハらしい? いやバッハは真面目一辺倒な人間じゃなかったはずですが。
 館内は撮影禁止ではなくて,館内展示も一般の人には休館扱いだったんですが終了後解放してくれたので,いっぱい写真撮っちゃいました。こういうのはやっぱり別ページかなー。資料映像などもかかってましたが,見てる時間がなかったのでまた行こうかなあ。2007年1月28日まで。

12/17 東京国立博物館 表慶館ホール
チェンバロ:中野振一郎
J.S.バッハ:イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV.989,ゴルトベルグ変奏曲BWV.988

マリインスキーの白鳥湖追記&かもめ食堂

♪わたしのもともとの日記はいろんなことごちゃまぜなんで,いろいろ書くことがあるのは短くても分けるべきなのか,でも分けちゃうとなんか面白味にかけるよーな気がするので,ちょっと困ってます。

 BSのちゃんと生時間に観ました。衣裳なんかが結構違うんですね。先日の来日公演ではロパートキナの評判がよかったようで,確かにTVで観ただけでもその表現力,特にオデットの叙情性,美しさ優しさ寂しさの中の情の濃さ…,一転して蠱惑的なオディールと正にイメージ通りで素晴らしかったです。でもでも生で観たからというだけではなくて,ヴィシニョーワの冷たいくらいの孤高の美しさがわたしのオデット/オディール像かもしれません。何故か白鳥湖はアメリカ人とか妙に長身とかちょっと規格外のオデット/オディールに当たることが何度かあって(あんまりキャストでは決めないので),これはこれでアリだな〜と思ってました。

 で,その前に『かもめ食堂』を観てきたんですが,時間ギリギリとはいえなんと立ち見! 人気があるとは聞いてたのですが〜。映画は原作を読んでから考えた方がいいのかな?と思ってるんですが,これって絶版or品切? 映画だけでいうと立ち見はそんなに苦ではないほど,まーったりと何も起こらず,でもそもそもフィンランドで定食屋って何故?から始まるたくさんの謎は1つも解明されない不思議な映画でした。

マリインスキーの白鳥湖放映とか。

♪先週観たおバレエ,ちょうどNHKーBS2で放送するんですねー。明日(というか今日)24:30〜です。もちろんロシアでの録画で,ロパートキナ主演,指揮はゲルギーです。
 こういうのって,損した!じゃなくてこないだ観たばっかりのを反芻できてうれしーいとなります。基本的に何でも生で観る・聴くのが一番!(映画も映画館で!)と思ってますが,特にバレエは違うわーと改めて実感しましたので,もっとちゃんと出掛けよう!と。ただ来年は来日オペラがすごいんですよねー。でも取りあえず新国の《さまよえるオランダ人》は取っちゃったけど。
 あ,明日はなんとなく『かもめ食堂』を観に行く予定@早稲田松竹。そのために今日は頑張って残業しました。『プラダ…』がわたくし的にややハズレだったので,『デスノート』でも見直そうかと思ったんですが,前編はもう無理だったんであきらめました。で何で『かもめ…』? あとあと新作で観たいのに『マリー・アントワネット』がありました。

Le Cordon Bleu

ル・コルドン・ブルーのアール・グレイ ♪ママのお使いでル・コルドン・ブルーのアール・グレイ紅茶を買いにホテルラフォーレ東京にあるブティックまで行って来ました。遅くまで開いてますが,品川から結構歩くの。今年はあんなに品川に通ったのにー。新スーパーマンに会いに。
 自分用に1缶とせっかくなのでケーキも。なんとなくカラフルなのがいいなーとサバラン。お酒ではなくオレンジジュースを使ってるようなので,甘いです。他のケーキも甘いもの好きはたまらないという説明付きなので極甘系かも。おフランスのいや,ヨーロッパのケーキは甘いですよねー。アンジェリーナのモンブランはデミサイズしか食べたことないです。チョコはめったにミルクチョコを食べないってくらい甘さ抑えめ系が好きですが,たまーの極甘はなかなか至福ですねっ。
 あ,写真はおフランスのティーセットはなかったので,ふつーにウェッジウッド。あとあとケーキはアルミやセロハンを取ってお皿に載せるのが好き(お皿はどーせ洗うしさ)。肝心のアール・グレイは香りがきつくなくてとても飲みやすいです。味はちょっと甘めかな。
 ル・コルドン・ブルーといえばオードリーの『サブリナ(麗しのサブリナ)』ですが(パリの学校に留学して変身するの。いや料理学校なんですが),オードリーの映画の中では『サブリナ』が一番好きかも。ってどっかで書いたような気もします。変身前もドレスもパンツスタイルもみんなとっても可愛い。可愛いだけじゃないのだと『暗くなるまで待って』かなー。『シャレード』みたいのも好きです。

『プラダを着た悪魔』

THE DEVIL WEARS PRADA ♪すっごく評判がいいので期待して行ったんですがー,うーん,アン・ハサウェイは期待通り,期待以上にすっごく可愛かったのにー。メリル・ストリープもすごかったのにー。仕事の描写があまりにもいい加減なのがいくらコメディでも物語に入り込めないのかしら。仕事そのものもだけどそれに対するアンディ(アン・ハサウェイ)の姿勢が一番わからないなあ。頭が良くてジャーナリスト志望でおしゃれに全く興味がない,のはともかく,与えられた仕事にやる気を出す前も後もあんまり変わらないような気がする。もっと愚直にあからさまにつまらない仕事もすっごく頑張ったり,予告にもあったパーティ出席者のプロフィールを覚えるのもいかにも優等生的な記憶力の良さはもちろん,笑っちゃうくらいの集中力で全員分を見事覚えました!ってくらいの方が面白くできたんじゃないかとか。画面だとたまたま覚えてたように見えて,アンディの本来の優秀さや一生懸命さよりもラッキーだけで動いてるみたい。エミリーの方がよっぽど一生懸命で,確かにファッションのことしかわかんなくてアンディよりもおバカさんかもしれないけど,根性(あの最後の登場は拍手ものです)は素晴らしい。自分の仕事に誇りを持って…というわけでは決してないけど,真摯な姿勢が伝わりますもの。
 男性陣はなんだかいろいろタイプを取り揃えましたーという感じですねー。その中ではナイジェルが一番いいなあ。何で彼とハッピーエンドにならないんだろう(ゲイ説はともかく)。でもそーするとちょっとオードリーの『ファニーフェイス(パリの恋人)』みたいになっちゃいますね。ナイジェルがフレッド・アステアのカメラマン(ディック)で。『ファニーフェイス』はNYのファッション誌がモデルを探していて,カメラマン・ディックが古本屋で哲学者に夢中な店番娘ジョー(オードリー)を見つけて,パリで変身,アンディのようにドレスをとっかえひっかえ更に場所を変えて撮影(モデルだから当たり前だけどー)。ついに憧れのフロストル教授に会うもせまられて逃げて,最後はディックと結ばれます。実は女好きの哲学者(名前からサルトルぽい)はクリスチャンの役回りか。でも彼はアンディに大きな貸しを作ってますし。その貸し(ハリポタのゲラを手に入れること)も真面目な女の子ならむしろそんなことは許されないわ!と怒ってくれるかと思ったんですけど。まあ絶対不可能はずのことっていうだけなんでしょうけど。
 で何よりも恋人ネイトが全然魅力的に見えないの。見た目〜はともかく,どんなにくだらなくても人の仕事をバカにする人が自分の仕事を誇りを持ってやってるように見えないし。料理人てファッション業界みたいな虚飾的な世界と真逆で正に実務なんでけど,その誇りが見えない。バカにする彼に対し,アンディもまた打算的なのがイヤな感じだし,せめて最後までやりきって辞めたことにすればいいのに。どんなに幻滅したとしても,それを機会に辞めることにするのはかまわないから。
 なんで最初から恋人がいる設定にしたのかなあ。仕事と恋のバランスを取れなくなっちゃうところを描きたかったんだろうけどなあ。でも大きなチャンスを逃してまで駆けつけたいほどの男には見えない〜(あと友人達もつまらない人間ぽいし)。いまどき自分を見いだし磨いてくれた男性に恋するなんて夢物語はダメなのかしら。でもそういう安易なマイフェアレディがいやなら,ちゃんとお仕事させなきゃと思いますー。
 『プラダを着た悪魔』公式サイト

マリインスキー・バレエ《白鳥の湖》

♪すっごく久しぶりにオーソドックスな白鳥湖を観ました。セルゲーエフ版って忘れてたけど,新国で使ってた道化と家庭教師がいて,現世でハッピーエンドのでしたね(でも新国は1幕に憂鬱な王子のソロがあったような気がしますが…?)。ラストは来世でハッピーエンドが一番好きですが,オデットが人間に戻るブルメイステル版が一番整合性が取れてると思います(このへんの話は[ars combinatoria Vol.3] で)。
 で,今回のプロダクションで一番よかったのは実は衣裳だったりして。1幕の群舞やパ・ド・トロワなんかの衣裳が白を合わせて上品ででも王族とは違う絶妙なバランスで,これは2幕の民族衣裳にも期待したら,こちらも色の使い方が単調じゃなくて,安っぽくないのに軽やかに踊りやすそうにできてるのが素敵でした。よく凝りすぎて踊りにくそう〜ってあるじゃないですか。
 肝心のバレエの方はオデット/オディール(ヴィシニョーワ)につきると思います。とにかく気高く美しい。王子がちょっともさっとしてるので(すみません…,友人達の方が見た目はカッコイイです),パ・ド・ドゥよりもオデットのソロの方にうっとりしてしまいました。その美しさ気高さはオディールも同じで,大体オディールに惹かれる王子は“同じ女性が演じてるけど全然違うじゃないかっ”と毎回突っ込みたくなるくらいオデット/オディールは演じわけられているものですが,このオディールはオデットと同じような美しさを誇っていて,これなら王子が同じように惹かれて愛を誓ってしまう(というかなんか忠誠を誓ってるみたいだ)のも納得できそう。でももちろんちゃんとオデットではないの。オディールの衣裳は少し青みがかっていて,全部黒の方がいいのにーと思ったら,照明を暗く邪悪な感じを出したらすごく似合うの。この舞台は照明もトーンが押さえ気味で全体の雰囲気を上手く作っていると思います。と,上品にまとめてあるのにちゃんとオケがロシアオケでパーカッションが脈絡なく炸裂だったりとうれしかったです。
 それとロットバルトは踊るタイプなので衣裳も軽やか系ですが,こういうときは鴉ぽく見えがちですが,羽根がちゃんと梟ぽくて作ってありました。現世でハッピーエンド=ロットバルトが倒される,なので,もう少し1幕2場のロットバルトの役割を大きくしてくれた方が,強い悪に打ち勝ったのだーという爽快感がもうちょっと出るんじゃないかしら。他は群舞がもうちょっと揃ってるといいんですがー。このへんはレニングラードを観た方が満足できるかも? この劇場はそのへんどうなってるのかよくわからないところです。
 あと不満なのはプログラムで,\2,000のお値段は来日ものならまあ普通ですが,団員のプロフィールが少ししか載ってないのはひどいんじゃないでしょーか。
 まあともかくやっぱり綺麗なものを観るのはしあわせですねっ。来年はオーストラリア・バレエが英国王室パロみたいのを持ってくるそうで,面白そうではありますが,古典だけどちょっと演出考えてますくらいのブルメイステル,ピーター・ライト,ブルーン版あたりをまた観たいんだけどなー。

マリインスキー・バレエ《白鳥の湖》セルゲーエフ版,衣裳:ガリーナ・ソロヴィヨーワ
オデット・オディール:ディアナ・ヴィシニョーワ,ジークフリート:イーゴリ・コールプ
12/9 東京文化会館

琥珀ヱビス

琥珀ヱビス ♪ビールはヱビスが一番好きです。どーせそんなに飲まないので飲むときはちゃんとビールにします。琥珀ヱビスは黒ヱビスよりいいけど,普通のが一番好きー。まあ多分にもれず限定に弱いんで(暗黒面のきのこの山と雪見だいふくが今シーズンのヒットです)。画像は思いついてデジカメを取り出したら泡がなくなっちゃったよ。ツリーはクリスマス画像シリーズってことで。
 ビールがおいしくなったのはだいぶ後なんで,学生時代においしかったらしあわせだったのにー! いや「今日はビール以外注文するな」とか無茶な飲み会とかあってさ(音楽系はどこも酒飲みですよねー)。あと卒業旅行がウィーン〜ドイツの旅だったんで,ホーフブロイハウスとか楽しめなかったのが今思うともったいなくて。でもドイツが一番好きです。きっと。イタリアは楽しかったんですけど,たぶんドイツの方が合ってるのかなー。ああでもドイツでもイタリアでも他の国でもいいから(えっとイギリスとフランスとオランダとかベルギーとか北欧とかスペインも…)ヨーロッパに行きたいよう。
 そんなわけで,今日は自己紹介シリーズ3題ってことで。いやホントは土日のハイドンとヤナーチェクはよかったんですけど〜。このあたりはちゃんと書きたいんで。

『のだめカンタービレ』

♪のだめって入れるとキケンらしいですが,試しに書いちゃおうっと。ドラマちゃんと見てますよ。3話あたりから詰め込み過ぎなくてドラマっぽくなったような気がします。音楽的にはラフマニノフのPコン2のソロ部分だけ流れてストーリーが進むあたりがいいなーと思いましたです。この曲は学生オケでやったけど(ばよりん弾きです。もちろん音大じゃないよ),オケ部分だけ(正にカラオケ)は何度も何度も何度もっ聴いたけど,ソロの部分はメロディ以外よくわかってなかったり。ピアノは苦手ですが,ピアノはオケの中では一般的に異質な音なので,コンチェルトをやったらオケとピアノが対立したり寄り添ったりが面白いなあと気が付きました。

 ブラームスは1番以外は全部やったんですよねー。全部2ndだし。そもそも初めての交響曲はブラ3ですよ。無謀にもほどがありますよ。ヴァイオリン触ったのは中学でやめて以来だったのに。しかもリズム感ないのに2nd。でもでもブラームスの2ndVnをやったのですっごく難しかったけど,オケの醍醐味がわかったんだと思います。だって譜面さらっても知ってる旋律がないんですよ。でもみんなで合わせるとシンフォニーの中にいる〜みたいのが実感できて…,で道を踏み外したわけですね。あ,実はオケに入ったのはジョシュア・ベルくんのおかげです。ヴァイオリンまた弾きたいと思って。その後大規模オケ曲とオペラに行くとは…。そして職業になるとわっ(もちろん奏者じゃないよ)。

 ドラマ的にはブラ1は終わった途端(あくまで終わってから)ぶらぼーでもいい曲だと思うんですが,今後のフライングを防ぐためにはいいのかしらー。選曲はいっぱい曲が使われてて面白いですが,どうせならブラ1で盛り上がってるときはライトモチーフっぽいの以外は全部ブラームスで固めて欲しいなあってのは贅沢でしょうか(どんな状況の即した曲(部分)もあるはずだっ)。反対にいろんなの使うならCMとかフィギュアの放送のときみたいに流れてる曲名を画面に表示するのは無理なのかしらー。

Jリーグ

♪浦和優勝おめでとー。甲府残留おめでとー。柏昇格(復帰)おめでとー。千葉市原ナビスコ優勝おめでとー。横浜FC昇格おめでとー。浦和はありがちな判官びいきでJ創設時に応援してました。白馬に乗ったブッフバルトさんが好き。甲府はまあ山梨出身だし。ピンチのときはちょびっと寄付しました。千葉勢は一時千葉に住んでたから。ジェフ通帳を持ってた。横浜はもうフリューゲルスとは違うんでしょうけど,消滅の年の猛進撃は感動でしたもの。で,今は地元はホントはFC東京なわけですが,味スタで観たのはヴェルディなんだな。

『デスノート』とか。

渋谷東急のツリー ♪12月になったのにクリスマスばーじょんに出来ないとは何事っということで,ツリー写真を(いやテンプレートを使わせていただけばいいだけの話なんですが)。これはBunkamura…じゃなくて,東急デパートのクリスマスツリーです。

♪で,そういえば『デスノート』の話をしてなかったなーと思い出しました。またしょっぱなからびみょんな話題を…。以下,映画も原作もネタバレバレですが,もういいですよねー。
 『デスノート』はあんまり興味なかったんで前編の公開時にはスルーして,TV放映するっていうんで,面白かったら後編を観ようかな〜くらいのノリでした。←やっぱり掟破りの地上波放送は成功のようです。で,ちょっとチープなところもあるけどなかなか面白かったので,順番としてはここで原作を読んで,それから後編を観ようと頑張って完読しました。ラストが原作と違うって言われてたし。

 観たのは11/23祝日の15時の回,郊外のシネコン(府中TOHO)で大部屋と心配で,最初お隣 のカップルがガサガサおかし食べたり,後ろでささやき声がと不安が増しつつ,でも本当に最初だけでかなーり場内真剣に観ててよかったです(ちょっと真剣すぎて,ひょっとこは笑うところじゃないのー?ってくらい)。トイレに立つ人は目立ったけど。←ああいうミステリというか謎解きの側面の多い映画で何で席を立てるんだと。始めからそのへんの対策は考えておくべきだー。水分極力とらないとかさ。映画はリピートするときは意外と定価で観ますが,普段は前売り券かレディースかレイトですね。今回ちょうどポイントがたまってたし,ネタバレしないうちに早く観なくちゃと。

 内容は,もともと評判はよかったのですが面白かったですよー。ちょっと泣いちゃったー。原作と比べると,やっぱりLとの対決で完結させて欲しかったし。その分,Lを月の同級生にしないまでも(その必要も時間もないけど。原作の一連のエピはカワイイ)奇妙な友情みたいなのがもうちょっと漂った方が面白いのに。名探偵と魅力的な犯人の互いの才能を認め合って,他に人間には理解できないがこいつにはわかるみたいのと,単純に無意識の好意を感じてしまうみたいなの。ある意味名探偵と怪盗ものの王道ですが,うーん,でもそういうのは紳士怪盗で絶対に殺しだけはしないってパターンですから,基本的に殺人しかしないんじゃ無理か。あ,映画はLがよかったけど,基本的に月スキーです。
 女の子達が可愛かったのもよかったです。特にミサミサと粧祐ちゃんは原作でも好きだったので。清楚高田は映画の方がいいですね(全然設定が違うけど)。原作の最後の女の子がミサミサじゃないって13巻できっぱり否定されてて残念。
 あとどうしても原作と比べちゃうけど,夜神パパも好きなので,原作の月をキラだと知らないで死んでしまうのもよかったね〜と思うけど,映画のちゃんと息子を看取るパパもありですね。真実を知らないで逝ってしまうのは,自分に厳しい正義の人なパパには自分的に許せなさそう。
 映画に戻ると,最後のへんのトリックとか一瞬?な部分もあったんですが,上手く終わらせましたよねー。死なせなかったパパを上手く使って親子の情でまとめてるし(Lに対しても)。あと前編もそうですがところどころ見えるチープ感は本当のところはわかりませんが,題材が題材だけに作り物感を出したかったのかなあという気もします。

 取りあえず後編はかなーり集中して観たのでもういいかなー,前編を映画館で観れたらもう1回観てもいいかなーというカンジでしたが,前編は川崎のチネチッタでまだ再上映してるんですよね。延長に継ぐ延長ですが,明日からは18時の回になっちゃうんです。今日まで12時過ぎだったので,日曜の昼間観て,その後ミューザに行くのもありかもと思ったんですが。《マクロプロスの秘事》はあんまり高くない席が予約できたので,やっぱり聴きに行っちゃいます(ヤナ会の方達はきっと土曜のサントリーの方に行っちゃうんだろうなあ)。映画とめったに上演されないオペラならもちろんヤナーチェクを取りますわっ。大体こないだせっかく《利口な女狐》をやったのにうっかり忘れてましてー。ちゃんとチラシを取っていたのに,しくしく。 ええと,何の話でしたっけ…。